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毎年恒例、オスカーに対抗して“最低映画”を選出するラジー賞も候補を発表!

第82回アカデミー賞候補が発表された2日、同賞に対抗して毎年 “最低映画”を選んで表彰(?)するゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)の候補も発表され、『しあわせの隠れ場所』でオスカー主演女優賞候補となったサンドラ・ブロックが、こちらでは『All About Steve』(原題)で最低主演女優賞にノミネートされた。

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ラジー賞にノミネートされてしまったシャイア。隣りは恋人で、『17歳の肖像』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたキャリー・マリガン -(C) Barcroft Media/AFLO
ラジー賞にノミネートされてしまったシャイア。隣りは恋人で、『17歳の肖像』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたキャリー・マリガン -(C) Barcroft Media/AFLO 全 1 枚
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第82回アカデミー賞候補が発表された2日、同賞に対抗して毎年 “最低映画”を選んで表彰(?)するゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)の候補も発表され、『しあわせの隠れ場所』でオスカー主演女優賞候補となったサンドラ・ブロックが、こちらでは『All About Steve』(原題)で最低主演女優賞にノミネートされた。

今年で30回目を迎えるラジー賞最低作品賞候補は『All About Steve』(原題)、『G.I.ジョー』『マーシャル博士の恐竜ランド』『オールド・ドッグス』(原題)、『トランスフォーマー/リベンジ』の5本。さすがにオスカーに倣って候補作を10本に増やすことはなかったようだ。『トランスフォーマー/リベンジ』は2009年の興行収入成績では全米2位を記録した大ヒット作ながら、ラジー賞常連のマイケル・ベイ監督をはじめ、主演のシャイア・ラブーフ&ミーガン・フォックスも候補になり、全7部門にノミネートされた。

今年は2010年ということで、過去10年間のゼロ年代最低賞のノミネーションもあり、2000年に10部門ノミネート8部門受賞の『バトルフィールド・アース』や、2007年に9部門ノミネート8部門受賞のリンジー・ローハン主演作『I Know Who Killed Me』(原題)などの5作、俳優部門では12回候補になり3回受賞したエディ・マーフィ、9回候補になり2回受賞したベン・アフレック、過去ダントツの得票率だったマライア・キャリー、5回候補になり4回受賞のパリス・ヒルトンらが候補になっている。

授賞式はアカデミー賞授賞式前日の3月6日に開催。過去、ハル・ベリーやポール・ヴァーホーヴェンなど勇気ある受賞者が姿を見せたこともあるが、今年は果たしてどうなることやら? ちなみに翌日のアカデミー賞授賞式でアレック・ボールドウィンと共に司会者を務めるスティーヴ・マーティンは『ピンク・パンサー2』で最低主演男優賞候補になっている。



ラジー賞にノミネートされてしまったシャイア。隣りは恋人で、『17歳の肖像』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたキャリー・マリガン。

© Barcroft Media/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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