「ベルばら」池田理代子断言! 「韓流ドラマは日本の少女漫画の王道を継承」
韓国のトップ俳優、ソ・ジソブ主演のドラマ「カインとアベル」のDVD BOX発売を記念して、都内で本作のファンを集めた試写会イベントが開催され、漫画家の池田理代子によるトークイベントが行われた。
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本作は、大病院を舞台に兄弟の葛藤を描いた愛憎劇。米国留学を経て一流の脳神経外科として父が経営する大学病院に戻ってきた兄のソヌ(シン・ヒョンジュン)。血のつながりのない、義理の弟のチョイン(ジソブ)は7年ぶりの再会を素直に喜ぶ。だが、ソヌの恋人だったソヨン(チェ・ジョンアン)はチョインのものとなり、父は病院の経営をもソヌに譲ろうとしていた。裏切られた思いのソヌは、ある陰謀を企てる。聖書にある“人類初の殺人”とされるカインとアベルの兄弟の物語を下敷きに、韓国で高視聴率を記録した。
「カインとアベル」…略して“カベル”ということで、本作のDVDボックスIとIIを購入した人に、抽選で“カベルネソーヴィニョン”種を使用したワイン、シャトー・トゥール・デュ・オー・ムーランをプレゼントするキャンペーンが実施される。このボトルのラベルのイラストで、本作のソヌとチョインの兄弟を描いたのが、名作漫画「ベルサイユのばら」で知られる池田さん。
池田さんによると、韓国での「ベルばら」人気はかなりのもので、以前、宝塚歌劇団が韓国公演を行った際には「ベルばら」の上演をぜひにとリクエストされ、会場ではファンのサイン攻めにあったとか。また、池田さんはペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」のコミック版を手がけており、その点でも韓流とのつながりが。池田さんは「韓国ドラマは濃い〜ですね(笑)。日本の少女漫画の王道を継承しています。昔の継子(ままこ)いじめなどのメンタリティをそのまま持っている」と絶賛(?)。特に本作に関しては「ソヌの母親(※チョインにとっては義理の母)にハマリましたね。いまの日本にはないキャラクターだと思います」と熱く語っていた。
また、今回のワインのラベルのイラストについては「ジソブさんの顔は、ほりが深く、鼻筋が通っていてすごく描きやすかったです。時々、自分の漫画でこういう人物は描きますね。私のためのモデルのような顔立ちでした」と笑顔。さらに「お兄ちゃん(ヒョンジュン)の剃りこみが実は大好きで…(笑)。自分の好みで結構、変えて描きました」と照れくさそうに明かし、会場の笑いを誘っていた。
「カインとアベル」DVD BOX Iは発売中。DVD BOX IIは6月4日(金)発売。
「カインとアベル」DVD BOX I
発売元:エイベックス・エンタテインメント
販売元:エイベックス・マーケティング
価格:16,800円(税込)
発売中
「カインとアベル」DVD BOX II
価格:19,950円(税込)
発売日:6月4日(金)
公式サイト:
《シネマカフェ編集部》
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