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映画界にもスピリチュアルの波? 『瞬』でロケ地&パワースポット巡るツアーも!

数年前からTVや雑誌を中心に火がついたスピリチュアル・ブーム。一時期の熱狂は過ぎ去ったものの、“パワースポット”、“ヒーリング”といったキーワードはいまなおメディアを賑わしており、人々の関心は高い。

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『瞬 またたき』-(C) 2010「瞬」製作委員会
『瞬 またたき』-(C) 2010「瞬」製作委員会 全 1 枚
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数年前からTVや雑誌を中心に火がついたスピリチュアル・ブーム。一時期の熱狂は過ぎ去ったものの、“パワースポット”、“ヒーリング”といったキーワードはいまなおメディアを賑わしており、人々の関心は高い。

洋画や海外ドラマにおいては“スピリチュアル”を扱った作品は近年の日本でのブーム以前から一定の人気とシェアを誇ってきた。特に海外ドラマにおいては「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」「プッシング・デイジー 〜恋するパイメーカー〜」「Supernatural/スーパーナチュラル」など霊能力や超常現象をテーマにした作品はもはや定番と言える。映画でも、14歳で惨殺された少女がこの世とあの世の境にとどまり、残された家族を見守る姿を描いた『ラブリーボーン』が今年の1月に公開され、注目を集めた。

また、今年9月に公開されるジュリア・ロバーツ主演の『食べて、祈って、恋をして』は、ジュリア演じる主人公の女性が失恋をきっかけに旅に出るという話なのだが、インドでは寺院で瞑想にふけり、インドネシアのバリ島では治療師の元を訪れるなど、“自分探し”の旅の中に“スピリチュアル”な要素が盛り込まれた作品となっている。

この物語の細部にスピリチュアルの要素を取り入れるという流れは、邦画にも徐々に広がっている感も。4月に公開された池松壮亮、忽那汐里出演の純愛映画『半分の月がのぼる空』の舞台は伊勢神宮で有名な三重県の伊勢市。元々、この地が舞台となったのは、原作者の橋本紡がこの町の出身だったからであり、伊勢神宮での撮影はなかったのだが、原作やアニメ、そして映画の熱烈なファンが“聖地巡礼”と称して伊勢市内の撮影地を訪れることも多く、伊勢神宮にも多くのファンが参拝に訪れているという。

北川景子と岡田将生の共演作として話題を呼んでいる映画『瞬 またたき』には、日本最古の神社のひとつである出雲大社で知られる島根県・出雲が登場する。恋人と共にバイク事故に遭い、自分は助かったものの愛する人を失い、そのショックから事故の瞬間の記憶までも失くした主人公が、心の傷に向き合い、立ち直っていく姿を描いた本作。出雲は、岡田さん演じる淳一の故郷であり、ヒロインの泉美と「いつか行こう」と約束していた場所。原作者の河原れんは、原作小説の構想を練っていた喫茶店でたまたま隣りのテーブルの会話から出雲にまつわる話を聞いて、その後、実際に出雲を数度にわたって訪れ、小説の中に組み込んでいったという。出雲大社が“縁結び”で有名であり、近年、この地がパワースポットとして注目を集めていることもあって、映画の公開に合わせて、映画のロケ地、パワースポットを巡る“縁結びツアー”も企画されている。

パワースポットにまつわるブームはしばらく続きそう。今後、映画と組み合わせたこうした展開も人々の注目を集めそうだ。

『瞬 またたき』は6月19日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。

『瞬 またたき』ロケ地を巡る縁結びツアー
http://www.cinemacafe.net/tour/matataki/

《シネマカフェ編集部》

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