ポリープ切除の戸田恵子 生アフレコ16分披露
日本で唯一の子供たちに向けた世界映画祭「第18回キンダー・フィルム・フェスティバル」のオープニング・イベントが8月10日(火)、東京・渋谷区の青山劇場で行われ、実行委員長を務める女優の戸田恵子、俳優の山寺宏一、フリーキャスターのジョン・カビラらが出席した。
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世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭の児童映画部門で上映された作品をはじめ、子供たちに向けた秀作を世界中から集めて紹介するもので、今回はコンペティション作品9本と特別上映作品16本の計25本を上映。
この日はコンペ作品の2本『ジョアンニの自慢のパパ』と『まいごのペンギン』に、戸田さんらが生アフレコするライヴ上映が行われ、親子ファンを魅入らせた。『ジョアンニ…』は、父を知らずに育ち、父をたくましい勇者的存在とイメージする少年・ジョアンニが、実際に会ったハゲで太った父に落胆するが、触れ合う中で父の素晴らしさと本当の強さを知っていく物語。
戸田さんは今月4日(水)付けの自身のブログなどで、定期健診を受けて大腸にポリープが見つかり、切除していたことを明かしたばかり。この日は16分間のライヴ上映を含み約1時間ステージ上に立ち、元気にこなした。ライヴ上映後には、戸田さんが「お父さんは太っていてもハゲててもいいんです!」と言うと、カビラさんが「テーマがちょっと違うでしょ! 本当の強さは優しさってことですよ」と“訂正”。ユニークなやりとりで、会場の笑いと拍手を誘った。関係者も「お元気で特に変わった様子はなかったです」と話していた。
映画祭は19日(木)から22日(日)まで東京・調布市文化会館たづくりにて開催される。
第18回「キンダー・フィルム・フェスティバル」公式サイト
http://www.kinder.co.jp/index.html
《photo / text:Yoko Saito》
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