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木村多江 窪塚に罵倒され「ムカムカして叩いちゃった」

映画『東京島』の初日舞台挨拶が8月28日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の木村多江、共演の窪塚洋介、福士誠治、篠崎誠監督が出席した。

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『東京島』初日舞台挨拶 photo:Yoko Saito
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映画『東京島』の初日舞台挨拶が8月28日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の木村多江、共演の窪塚洋介、福士誠治、篠崎誠監督が出席した。

人気作家・桐野夏生の同名小説を原作に、無人島に漂着した43歳の主婦・清子(木村さん)と男たち23人がサバイバルを繰り広げる姿を描く。

男性キャスト陣に囲まれての撮影の感想を司会者から聞かれた木村さんは「窪塚さんから罵倒される台詞があってイライラして、終わった後もムカムカしました」と苦笑い。「だから俺、リハでビンタされたんですね」と合点がいったような顔の窪塚さんに、「はい、ついアタマにきて、叩いちゃったんです。だからマネージャーさんに『肉食べに行こう、肉!』って言って肉を食べていました」と殺気まじり(?)の笑顔で観客を笑わせた。

昨年10月、11月に40日間以上、鹿児島・沖永良部島、徳之島でオールロケを敢行。窪塚さんは「約2か月、軟禁状態で島の外に出られなかったけど、島との距離感が近くなり、自然の力をもらった。例えば台本になかった歌を歌うシーンがあり、歌詞、メロディにインスピレーションをもらえたのも島のお陰。家族と会えない寂しさは別腹で置いておいて、悪くねえなと。それで俺がやった役のヘンタイぶりに拍車がかかっているといいです」。

一方、福士さんは司会者から、撮影中にオネエ言葉が流行ったエピソードについて聞かれ「あー、僕じゃないけど、男性ばかりで女性が欲しかったからでしょうね、小さなスナックが開かれ、ママ、チーママ、新人さんまで揃っていました」と明かし、「僕も若干オネエ言葉を使いました」と“カミングアウト”。会場の笑いを誘った。

『東京島』はシネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。

《photo / text:Yoko Saito》

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