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『のぼうの城』新キャスト発表 三成役を上地雄輔、大谷吉継に山田孝之

映画『のぼうの城』の製作現場会見が10月26日(火)、撮影が進められている京都・東映撮影所で行われた。この場で新たなキャスト陣も発表され、石田三成を上地雄輔、大谷吉継を山田孝之、長束正家役を平岳大、そして豊臣秀吉役を市村正親が演じることが明らかになった。

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映画『のぼうの城』の製作現場会見が10月26日(火)、撮影が進められている京都・東映撮影所で行われた。この場で新たなキャスト陣も発表され、石田三成を上地雄輔、大谷吉継を山田孝之、長束正家役を平岳大、そして豊臣秀吉役を市村正親が演じることが明らかになった。

天下統一を目前に控えた豊臣秀吉の命を受けた石田三成率いる2万の軍勢と、北条家の支城である“忍城”を守るおよそ500の兵たちの攻防を描いた本作。この日の会見には、すでに出演が発表されていた野村萬斎、佐藤浩市、榮倉奈々、山口智充、成宮寛貴に、上地さん、山田さん、平さんを加えた8人のキャスト陣が出席した。

“でくのぼう”から取った“のぼう様”という名で領民に呼ばれても意に介することなく、窮地に際して卓越したリーダーシップを発揮する不思議な主人公・成田長親を演じた萬斎さんは「原作では大男となっておりますが、私はこのように、並んでも大きくありませんので、また違った形で監督・ほかのキャスト、スタッフのみなさんと撮り進めております。また違う“のぼう”をご期待いただきたいと思います」と挨拶。

“忍城”を守る側の面々は、長親の幼なじみで侍大将の“丹波(たんば)”こと、正木丹波守利英を演じる佐藤さんと若き侍大将の酒巻靭負を演じる成宮さん、丹波をライバル視する豪傑の和泉(いずみ)こと、柴崎和泉守に扮する山口さん、そしてヒロイン甲斐姫役の榮倉さん。撮影中のエピソードを尋ねられた佐藤さんが「北海道のオープンセットの合戦シーンから撮影に入りまして、主役の萬斎さんに会ったのはクランクインしてから1か月後ぐらい。この軍の三銃士(佐藤さん、山口さん、成宮さん)といいますか、そのメンバー全員に会ったのは、1か月半後ぐらいで、いまもちょっとギクシャクしているんですが(笑)…と漏らすと、萬斎さんが「そんなことない!」と“反論”。佐藤さんは「冗談です」と笑いつつ「みんなバラバラで戦っていたので、やっと会えて一つになれたなという思いがしました。不思議なもので合わなそうな皆ですが、舞台裏や楽屋では本当に楽しく、世代もみんな違うんですが明るくやっております。忍城の雰囲気というかそれぞれのキャラクターに合わせた感じで、非常に上手くハマって接してられるので、そういうイメージを醸し出してるんではないかと思います」と明かした。

「山口さんがいつも笑いを提供してくれる」と榮倉さん。「山口さんはやはり面白い?」というMCの問いに「うーん…面白いです」とちょっと迷いつつ答えると、早速山口さんから「そこはハッキリ言ってもらわないと!」と突っ込みが入り、会場は笑いに包まれた。成宮さん曰く現場では「浩市さんも萬斎さんも山口さんも奈々ちゃんもみんなが盛り上げ隊長みたいな感じ」。

一方の忍城を攻める豊臣の側の面々。三成役の上地さんは「僕たち(上地さん、山田さん、平さん)もクランクインして2か月近くになるんですけど、昨日初めて成田軍にお会いしました。それまで2か月間、3人で(成田軍に)負けないぐらい仲良く和気藹々と過ごしておりました。プライベートでも飲み行ったり、ご飯食べたりしているぐらい、仲が良いです」とアピール。三成の友であり同僚である吉継役の山田さんは「(チームワークは)良いと思いますよ。作品の中ではチームワークは悪いです。吉継と正家がきゃんきゃん言い合って、三成はボケーっとしてる感じですが、撮影中の僕らは良いと思います」と同意。高飛車な武将・正家役の平さんは、“リーダー”上地さんについて「たまに英語を喋ったり、笑わせてくれるリーダーです」と説明。上地さんによると「平さんは帰国子女なので、英語を教わろうと思いまして、日々、英語を使うようにしています」とのこと…。山田さんの「リーダー上地さん、いいんじゃないですか」という言葉に会場は再び笑いに包まれた。

三成、吉継という“歴女”たちの間で人気の高い武将の配役も決まり、ますます期待が高まるところ。このキャスト陣がどのような化学変化を見せてくれるのか? 完成が楽しみな『のぼうの城』。公開は2011年秋、全国東宝系にて。

《シネマカフェ編集部》

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