※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『ノルウェイの森』ポスターに松山ケンイチのラブシーン! 愛と涙の公募コピーも発表

村上春樹の同名人気小説を映画化した『ノルウェイの森』の、ラブシーンを取り入れた新たなポスタービジュアルと「涙は涸れても、愛は枯れない」という一般公募によるコピーが発表された。

最新ニュース スクープ
注目記事
『ノルウェイの森』 -(C) 2010「ノルウェイの森」 村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン
『ノルウェイの森』 -(C) 2010「ノルウェイの森」 村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン 全 6 枚
拡大写真
村上春樹の同名人気小説を映画化した『ノルウェイの森』の、ラブシーンを取り入れた新たなポスタービジュアルと「涙は涸れても、愛は枯れない」という一般公募によるコピーが発表された。

自殺した高校時代の親友の恋人だった直子と、大学で出会った緑という2人の全く異なる女性の間で揺れ動くワタナベの姿を通じて、青春時代における葛藤や喪失、愛すること、生きることの意義を静かに描き出した本作。『青いパパイヤの香り』、『シクロ』など、その色彩、映像の美しさで日本にもファンの多いトラン・アン・ユン監督がメガホンを握るだけに、どのような映像世界が展開されるのかと期待が高まるが、ポスタービジュアルからもその世界観の一端が明らかに!

今回新たに公開されたポスターは2種類。原作小説の装丁と同じ印象的な赤と緑のものと、もう一つは森を背景に、松山ケンイチ演じるワタナベのラブシーンをイメージさせるデザインのもので、後者は書店で使用される予定となっている。

赤と緑のポスターに刻まれているコピーは、一般からの応募から選ばれた言葉。3,000を超える応募の中から大賞に選ばれたのは、大阪在住の名引佑季さんが投稿した「涙は涸れても、愛は枯れない」というコピー。ちなみにこちらのキャンペーンでは、反響の大きさから急遽、電通のCMプランナーでソフトバンクモバイルの「ホワイト家族24 予想外な家族」などのCMを手掛けた澤本嘉光氏も審査員として参加することになり、白熱した審査の結果、今回の大賞が決定した。

東宝宣伝部の菊地裕介氏は「“涙”という文字が感動を、“枯れる”という文が森を連想させて、なおかつ映画の持つ深さもうまく表現している」と称賛のコメント。なお、このコピーに加え、ポスターの背景には、宣伝部に届いたほかのコピーがうっすらとプリントされている。

また、今回寄せられたコピーに優秀なものが多いことから、急遽、予定外の特別賞、審査員特別賞が追加され、東京都在住の日野原良行さんが投稿した「愛は、どんな森よりも深い」が特別賞を受賞。こちらは、先述の松山さんの写った書店用ポスターに起用されている。また、澤本氏が絶賛したという「どうにもならない。」を投稿した高知県在住の小原麻衣さんが審査員特別賞に選ばれた。澤本氏は審査を終えて「個人的には上手なコピーよりは、映画的ではなくても強いコピーが好きなので審査員特別賞を作っていただきましたが、大賞も、特別賞も、映画の内容をうまく想像させるとても良いものだと思っています」との論評を寄せている。

なお、11月23日(火・祝)には映画の舞台となった早稲田大学で、ジャパン・プレミアが開催されることが決定しており、この場で一般の観客向けに初めて本作が披露されることになる。

『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]