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グウィネス美声披露にアン・ハサウェイ七変化 ペネロペは…オスカー授賞式ふり返り

アカデミー賞の楽しみは受賞結果のみにあらず! 豪華ゲストのショー&プレゼンターを務める錚々たる俳優陣も大きな見どころ。今年も多くのスターたちが会場を沸かせたが、あなたが選ぶベストパフォーマー&プレゼンターは?

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アン・ハサウェイ&ジェームズ・フランコ - Michael Yada / (C) A.M.P.A.S.
アン・ハサウェイ&ジェームズ・フランコ - Michael Yada / (C) A.M.P.A.S. 全 13 枚
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アカデミー賞の楽しみは受賞結果のみにあらず! 豪華ゲストのショー&プレゼンターを務める錚々たる俳優陣も大きな見どころ。今年も多くのスターたちが会場を沸かせたが、あなたが選ぶベストパフォーマー&プレゼンターは?

アンが名演(?)したパロディ

今年に受賞式の司会を担当したのはジェームズ・フランコ&アン・ハサウェイというフレッシュなコンビ。パロディで作品賞の候補作の紹介を行うというのは毎年のように行われている演出だが、今年の完成度の高さはピカイチ! 2人は『インセプション』の劇中のシーンに入り込み、レオナルド・ディカプリオの手ほどきを受けて夢の中へ。そこから各作品の世界に入り込むという仕掛けなのだが、特にアン・ハサウェイのはじけっぷりが凄まじい。『英国王のスピーチ』の一場面で、聴衆を前に「こんにちは、未来から来ました」と挨拶しコリン・ファース演じるジョージ6世を困惑させ、『ブラック・スワン』のバレエの練習場では白鳥ならぬ“黒いアヒル”の舞いを披露するなど、各作品の劇中でやりたい放題だった。

式が始まっても2人の暴走は止まらず。アンは、なんと7回もの衣裳替えを敢行! そのうち1度はタキシード姿で登場し、力強い歌声を響かせたが、歌詞の内容は2年前に同じ舞台上でデュエットし、この日も式に出席しているヒュー・ジャックマンをネタにしたもので、会場は笑いに包まれた。これに負けじと相棒のジェームズは金髪&ピンクのドレスで登場し、「さっき、チャーリー・シーンから電話があったよ」と何かと私生活でお騒がせのスターの名を出す一幕も。

ゲストパフォーマンスでは、歌曲賞の発表を前に、フローレンス・リンチが『127時間』の主題歌「If I Rise」を歌い上げたのに続き、グウィネス・パルトローが壇上に上がり、歌曲賞にノミネートされている主演作『Country Strong』(原題)の主題歌「Coming Home」を熱唱。さすが世界的人気を誇る「コールドプレイ」のフロントマン、クリス・マーティンの妻だけあって(?)、プロ顔負けの美声に大きな拍手が贈られた。肝心の歌曲賞は『トイ・ストーリー3』(「僕らはひとつ」)に渡ったが…。

また、毎年恒例のこの1年で亡くなった映画関係者を追悼するコーナーでは、セリーヌ・ディオンが「smile」を歌い上げた。

『シャーロック・ホームズ』コンビ登壇!

各部門のプレゼンターにもユニークな面々が続々。序盤の助演女優賞のプレゼンターを務めたのは、御年94歳のカーク・ダグラス! しっかりした足取りで登場すると、アン・ハサウェイに「僕が現役の頃、君は何してたんだい?」とジョークを飛ばし、いざ、受賞者の発表の段になってもとぼけてじらすなど、さすが往年の名優! なぜかここでも、ヒュー・ジャックマンは笑いのネタに(※カークが「ヒュー・ジャックマンが笑ってるけど、オーストラリア人にはこれがおかしいのかね?」と発言)。受賞したメリッサ・レオもオスカー像をカーク・ダグラスから手渡され、感激しきりだった。受賞を信じられないといった様子のメリッサが、カークに「私をつねって!」とお願いすると会場は温かい笑いに包まれた。

ほかの主要部門では助演男優賞部門でリース・ウィザースプーン、主演女優賞は昨年の主演男優賞受賞者のジェフ・ブリッジス、逆に主演男優賞では主演女優賞受賞者のサンドラ・ブロックがそれぞれプレゼンターを務めた。また、監督賞は昨年の覇者キャスリン・ビグローがヒラリー・スワンクと共に発表、そして大トリの作品賞はスティーヴン・スピルバーグがプレゼンターとして登場した。

ほかに、ハビエル・バルデム&ジョシュ・ブローリンのおじさんコンビ(失礼!)がなぜか真っ白なタキシード姿で揃って登場し脚本部門の2つの賞でプレゼンターに。このとき、会場内にいるハビエルの妻ペネロペ・クルスの姿もTVに映し出されたが、ついこないだ出産したばかりとは思えないセクシーな姿で夫を見守っていた。この日、ペネロペが壇上に上がることはなかったが、座っている姿が映るだけでも十分な存在感が!

また、ファンの期待通り(?)ロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウの『シャーロック・ホームズ』コンビは揃ってスタッフ部門の発表に登場。何も悪いことしてないのに散々、ネタにされていたヒュー・ジャックマンは同じくオーストラリア出身のニコール・キッドマンと仲良く作曲賞のプレゼンターを務めた。

あの手この手で見る者を楽しませてくれるショー&パフォーマンス。来年はどんな楽しい舞台が繰り広げられるのか…? あなたの一番のお気に入りは?

Greg Harbaugh / © A.M.P.A.S
Michael Yada / © A.M.P.A.S.
Darren Decker / © A.M.P.A.S.

《シネマカフェ編集部》

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