オリラジの自信の津軽そばに大森監督「大丈夫」と微妙な感想
映画『津軽百年食堂』の完成披露試写会が3月4日(金)、都内で開催され、W主演を務めたオリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦をはじめ、福田沙紀、前田倫良、原作者の森沢明夫、大森一樹監督が舞台挨拶に登壇した。
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明治時代と現代、2つの時代の物語が展開する本作。現代では父との確執を抱え、故郷を捨て東京で暮らしていた陽一(藤森さん)が、久々の帰省をきっかけに葛藤を乗り越え、代々続く「大森食堂」を受け継ぐ重みを受け入れ、四代目へと成長していくさまが描かれる。一方、明治末期の物語では「大森食堂」の初代にあたる賢司(中田さん)が、苦難を乗り越え自らの店を持つという夢を実現させていくさまを綴る。
明治の男を演じた中田さんは、自身の顔について周囲から「『顔が明治っぽい』と褒められて、新たな才能に気づきました」とニッコリ。映画初主演についても「朴訥に明治の男を演じましたが、自分で見ても朴訥な感じでした。みなさんも朴訥に見てください」となぜか“朴訥”を連発し、会場の笑いを誘った。
相方の藤森さんは「最初に主役と聞いてニヤけましたね。知ったのは、バラエティ番組でパンツ1枚でロープの上で相撲を取る直前だったんですが」とユーモアたっぷりに主演の喜びを語った。
この日は、劇中にも登場する“津軽そば”をオリラジの2人が壇上で作り、監督と森沢さんにふるまった。大八車を引き、手際よく中田さんが水を切り、藤森さんがダシを注ぐ。ひと口食べた大森監督の感想は「大丈夫」。この微妙な反応に2人は心外そうな表情。森沢さんは文学者らしく(?)「癒しの味ですね。食べると青森に行きたくなります」ときれいにまとめてくれた。
大森監督は映画について「還暦を前にした男(=大森監督)の青春映画。でも20代、30代の人が撮る青春映画より面白いと思います」と自信のコメント。そばに関してはイマイチな感想を語っていた監督だが、オリラジの2人の演技については「これがオリラジ? と思うような演技を見せています」と太鼓判を押した。
『津軽百年食堂』は4月2日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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