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濱田龍臣インタビュー 注目度上昇中の子役が声優デビュー 主人公との共通点は…

映画やドラマで子役俳優の存在が注目を浴びることが増えている。時に大人の俳優をも上回るような強烈な印象を残す小さな名優たち。その中でもここ最近、人気が急上昇し、あちこちで見かける機会が多くなっているのが濱田龍臣。昨年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主人公・龍馬の少年時代を演じたのをはじめ、映画化も決まったドラマ「怪物くん」(日本テレビ)など、次々と話題作に出演、さらには舞台でも主演を務めるなど、愛くるしい笑顔と大人顔負けの天性の演技力を見せている。そんな彼が、常に厳しい審査の下で声優を決定することで知られるディズニーアニメーションの最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』の日本語吹替え版で主人公・マイロの声を担当することに。映画の公開を前に濱田くんに直撃インタビュー!

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『少年マイロの火星冒険記 3D』濱田龍臣
『少年マイロの火星冒険記 3D』濱田龍臣 全 10 枚
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映画やドラマで子役俳優の存在が注目を浴びることが増えている。時に大人の俳優をも上回るような強烈な印象を残す小さな名優たち。その中でもここ最近、人気が急上昇し、あちこちで見かける機会が多くなっているのが濱田龍臣。昨年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主人公・龍馬の少年時代を演じたのをはじめ、映画化も決まったドラマ「怪物くん」(日本テレビ)など、次々と話題作に出演、さらには舞台でも主演を務めるなど、愛くるしい笑顔と大人顔負けの天性の演技力を見せている。そんな彼が、常に厳しい審査の下で声優を決定することで知られるディズニーアニメーションの最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』の日本語吹替え版で主人公・マイロの声を担当することに。映画の公開を前に濱田くんに直撃インタビュー!

「もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」

さらわれたママを助けるため、ロケットに乗り込んで火星へ向かった少年・マイロの冒険と成長を描く本作。物語の冒頭では、ママの言いつけを守らない反抗的なマイロの姿が映し出される。濱田くんもマイロと同じようにお母さんに叱られたり、時にお母さんに“反抗”を試みることがあるそう。
「朝、布団から出たくなくて『おれは出ないぞ!』って隠れたり、お母さんに『着替えなさい』と言われてもこたつから出なかったり(笑)。でもそうするとお母さんに『コラッ!』って怒られて、それでもほっといてボーっとしてて、引きずり出されたりしてます。でも、ケンカになると、最後は僕が泣いて『ごめんなさい』って言います」。

劇中のマイロの一家と同じように、どちらかというとお母さんが厳しくて、お父さんは甘くてお願いしやすい?
「うーん、2人ともお願いしづらいかな…? 相談するならお母さんですね。でも、お母さんが分からなくて『お父さんに言ったら?』とか言われたりするんです。『そこでそう言うかなぁ…』って、ちょっと残念ですね(笑)」。

マイロと似ているところ、似てないところを尋ねると「僕は、(食べ物の)好き嫌いはないので、そこは似てないですね。でも、やりなさいって言われたことを嫌々やるところは同じ。マイロみたいに、何か言われても(低い声で)『はぁーーい…』とか『えぇーー』って感じ(笑)」とのこと。それでも、お母さんが火星人にさらわれてしまったら「そういうときは…やります。やるときはやります(笑)!」と頼もしい(?)返事が。

好きなシーンは「(火星で知り合った)グリブル、キーと一緒に冒険するところ」。さらに男の子らしいこんな願望も。
「(グリブルが作った機械のペット)ツーキャットがかわいくて好きですね。いつか、自分で作ってみたい! そうやってものを作るのは好きです。でも、設計図を書くのができないかな…(苦笑)。もし火星に行けるなら、低重力の中でジャンプしてみたい」。

意外(?)なもうひとつの夢「棋士にもなりたいです」

目覚ましい活躍を見せるが、今後について「このお仕事を続けていきたい」と語る一方で、いま、もうひとつ熱中していることが。
「将棋が好きで棋士にもなりたいです。学校ではまだ負けたことないけど、家ではいつもお父さんにボロボロにやられてます。これまでお父さんとは500回くらいやったけど、3回しか勝ったことないんです」。

では、この1年の中で自分が成長したと思うのはどんなところ?
「仕事で髪をいじられても大丈夫になりました! 前はカツラのピンが当たって痛かったり、かゆかったりしてヘアメイクさんから逃げ回ってたんです。プライベートでは…ちゃんと布団で寝るようになりました。前はこたつで寝ちゃうこともあったけど…(笑)。でも、めんどくさがりで、ゴミをゴミ箱に投げて入れようとしたり、それで入らないと取りに行ってわざわざまた遠くから投げたり…そういうところは成長してないですね(笑)」。

現在10歳、成長はまだまだこれから。この先、やりたいこともいくらでも増えそう。では、もしいますぐ大人になれるとしたら、思う存分やってみたいことや“大人買い”してみたいものは?
「友達でやってる子はいるんですが、モンハン(※人気ゲームの『モンスターハンター』)やってみたいですね。お父さんがやってるのをいつも見てます(笑)。あとはレゴをいっぱい買って、設計図に書いてないような大きなもの作ってみたいです」。

《黒豆直樹》

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