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シネマカフェ的海外ドラマvol.206 映画『glee』を一足早くレポート!

大人気ドラマ「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」のファンには見逃せない映画『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』がまもなく公開! 今回は、一足先に本編を観た感想をレポートします。

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『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』 TM & -(C) 2011 Twentieth Century Fox.  All rights reserved.
『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』 TM & -(C) 2011 Twentieth Century Fox. All rights reserved. 全 3 枚
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大人気ドラマ「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」のファンには見逃せない映画『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』がまもなく公開! 今回は、一足先に本編を観た感想をレポートします。

5月21日のラスベガスを皮切りに、4か国21都市で行われた「glee」キャストによるコンサート。映画『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』では、そのコンサートの模様をカメラが追っていきます。シーズン1終了時にも行われた同コンサートですが、シーズン2を終えた今年も昨年に続いて開催。レイチェルが、フィンが、カートが、メルセデスが、ドラマの中で披露する楽曲を観客たちの前で実際に歌って踊ります。

映画を観て何よりもまず驚いたのは、キッズたちの「glee」に対する熱狂ぶり。いま現在青春を謳歌し、悩み、もがき、登場人物たちに共感を寄せているティーンエイジャーたちが、コンサートに足を運び、番組愛を全身で表現しながら大はしゃぎする姿に感動させられます。そんな中、映画ではカートの奮闘から勇気をもらったゲイの男の子、障害を抱えながらもチアリーダーとして活躍する女の子ら、「glee」に影響を受けた番組ファンたちの物語も進行。『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』は単なるコンサート・ムービーの枠を越え、青春ドキュメンタリーの様相も漂わせています。

もちろん、映画の中心にあるのはキャストたちのパフォーマンスで、オープニングは言うまでもなくジャーニーの「Don't Stop Believin'」。シーズン2で披露された楽曲を中心に、あんな曲やこんな曲も登場します。個人的に印象深かったのは、カートがビートルズの「I Wanna To Hold Your Hand」を歌い上げるシーンとブリタニーがブリトニー・スピアーズの「I'm A Slave 4 U」を超セクシーパフォーマンスと共に披露するシーン。シーズン2をご覧になった方なら、「I Wanna To Hold Your Hand」がカートにとってどれほどの意味を持つ曲かお分かりいただけるでしょうし、普段はド天然キャラなのに歌って踊るときは最高に格好いいブリトニーの生パフォーマンスにも目を奪われます。また、もっと個人的な視点で言えば、シーズン2から登場するブレインの「Teenage Dream」(ケイティ・ペリー)と「Silly Love Songs」(ポール・マッカートニー&ウィングス)は映画最大の見どころと言っても過言ではないほど素敵!! シーズン2の時点ではレギュラーじゃないのに、ブレインってばフィーチャーされ過ぎでは…という気がしないでもないところですが、きっと私同様、ブレインのパフォーマンスを愛している人が世界中にいるからでしょう。そんなブレイン、シーズン3から待望のレギュラー入りです!

本編を観終えて抱いた感想は、上映時間84分は短すぎる! ということ。観終わった後も3Dメガネを外したくないほど離れがたく、楽しく感動的なひとときでした。何でしたらコンサート自体はノーカットでもよかったのに…というのが本音ではありますが、青春ドキュメンタリーとしてのメッセージもきちんと放つ『glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー』は、画期的な青春ドラマとして社会現象を巻き起こす「glee」のスピリットをしっかり受け継いでいる印象。「glee」ファンのみなさんは、ぜひ劇場へ足を運んでみてください!

《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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