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オスカー史上最多ノミネートのメリル・ストリープ、未使用スピーチを本にして出版?

俳優としてアカデミー賞最多ノミネート数を誇る女優メリル・ストリープが、受賞しなかったときも含めて、候補になった際は毎回受賞スピーチの原稿を用意していたことを明かし、未使用に終わったスピーチをまとめた本を出版したいと語っている。

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 -(C) 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute. 全 1 枚
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俳優としてアカデミー賞最多ノミネート数を誇る女優メリル・ストリープが、受賞しなかったときも含めて、候補になった際は毎回受賞スピーチの原稿を用意していたことを明かし、未使用に終わったスピーチをまとめた本を出版したいと語っている。

これまでアカデミー賞に16回ノミネートされ、1979年に『クレイマー、クレイマー』で最優秀助演女優賞、1982年に『ソフィーの選択』で最優秀主演女優賞を受賞しているメリルだが、残りの14回は涙をのんでいる。「でも、毎回スピーチを用意して席についているのよ。つまり14回分の未発表のスピーチがあるわけ。どれもとっても良い出来なのよ。いつか、まとめて本にしようかしら」とメリルはイギリスの映画雑誌「Empire」誌上で語った。

たまに、サプライズ受賞して本当にノープランでスピーチを始めてグダグダになってしまう受賞者もいるし、たいてい受賞スピーチには「私が受賞するとは思わなかった」という一言が入るが、実際は晴れの舞台を前に何も準備しない候補者は稀ということだろう。

昨年は『ジュリー&ジュリア』で主演女優賞候補になり「私はもうすっかり歳を取ったのに、彼らはまだ私を候補に挙げるのかって驚いたわ」と語るメリル。来年はイギリスのマーガレット・サッチャー元首相に扮した『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で再度オスカー主演女優賞ノミネートは確実とうわさされている。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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