大泉洋、主演作『しあわせのパン』大ヒットなのに…「申し訳ない」と全面謝罪!?
俳優の大泉洋が2月12日(日)、東京・渋谷シネクイントで現在公開中の主演作『しあわせのパン』の大ヒット舞台挨拶を、共演する本多力(ヨーロッパ企画)、三島有紀子監督と共に行った。
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大泉さんの故郷である北海道でロケを行い、洞爺湖のほとりにある月浦の美しい自然も見どころ。この町でカフェを営む夫婦(妻を演じるのは原田知世)と店に訪れる人々の悲喜こもごもを通して、“しあわせ”のあり方を見つめるハートウォーミングな感動作。矢野顕子と忌野清志郎が歌う名曲「ひとつだけ」からインスパイアされている。
全国48館での小規模な公開ながら、名だたる大作と肩を並べ、興行ランキングのトップ10入りも果たした本作。大泉さんも「まさかこんなにヒットするとは思っていなかった」と半信半疑の様子だ。この日、原田さんはスケジュールの都合で、舞台挨拶には参加できず「本当に申し訳ありません!」と平謝りの大泉さん。隣に立つ本多さんを「今日は一般の方に来ていただいた。羊役でしたっけ?」、「そのおかっぱ頭は、知世さんを真似ているの?」、「滑舌(かつぜつ)が悪いから、本多くんのシーンは字幕を付けた方がいい」とここぞとばかりにイジり倒した。
もちろん、本多さんは一般人でも羊役でもなく、カフェに集う常連客の郵便配達員を好演している。「大泉さんはよくご飯に連れていってくださった。泥酔したり、いろんな大泉さんを知ることができた」と撮影をふり返り、本作を「噛めば噛むほど味が出るスルメのような映画」とアピール。すかさず、大泉さんは「パンの映画で、スルメはないだろ!」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露してくれた。
『しあわせのパン』はシネクイントほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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