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『ペルセポリス』監督が綴る“最後の夢”の愛の物語 『チキンとプラム』予告編が到着!

自伝的コミックを自ら映画化した『ペルセポリス』で、2007年カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた女流監督、マルジャン・サトラピが再び自身のコミックを原作に、フランスを代表する俳優マチュー・アマルリックを主演に迎えて贈る可笑しくも切ないラブストーリー『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』が今秋、日本公開となる。これに先駆けて、本作の切なくも美しい予告編映像がいち早くシネマカフェに到着!

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『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』 -(C) Copyright 2011Celluloid Dreams Productions-TheManipulators-uFilm Studio 37-Le PacteArte France Cinéma- ZDF/Arte-Lorette Productions-Film(s)
『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』 -(C) Copyright 2011Celluloid Dreams Productions-TheManipulators-uFilm Studio 37-Le PacteArte France Cinéma- ZDF/Arte-Lorette Productions-Film(s) 全 1 枚
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自伝的コミックを自ら映画化した『ペルセポリス』で、2007年カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた女流監督、マルジャン・サトラピが再び自身のコミックを原作に、フランスを代表する俳優マチュー・アマルリックを主演に迎えて贈る可笑しくも切ないラブストーリー『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』が今秋、日本公開となる。これに先駆けて、本作の切なくも美しい予告編映像がいち早くシネマカフェに到着!

マチューが演じるのは、聴く者全てが涙する天才バイオリニスト、ナセル・アリ・カーン。質素なアパートで、教師である厳格な妻と2人の幼い子供たちと暮らしていた彼だが、愛用のバイオリンを失い、もはや人生は意味がないものと悟り、人生を閉じる決心をする。最期の8日間、彼はそれまでの人生を追体験し、生涯でただ一人愛した若き日の恋人との別れに想いを馳せる——。

コミック「鶏のプラム煮」(小学館集英社プロダクション刊)を原作に、リアルとファンタジーを行き来する可笑しくも切ない愛の物語。『潜水服は蝶の夢を見る』などで高い評価を集めるフランス随一の演技派マチュー・アマルリックを筆頭に、『ブルーベルベット』のイザベラ・ロッセリーニ、『そして僕は恋をする』のキアラ・マストロヤンニらヨーロッパが誇る永遠のミューズが物語に艶やかな華を添える。

主人公・ナセルが紡ぐ美しいバイオリンの音色と共に幕を開けるこちらの予告編。何よりもバイオリンを愛する芸術家のナセルだが、現実の世界は彼の理想とは異なるものだった。大切なバイオリンを破壊され、夫婦関係も冷め切ったものになり、死ぬ決意をしたナセルが思い出すのが、かつて叶わなかった恋。美しき女性との出会いから燃えるような恋愛期間、そして2人が離れ離れになってしまうまでが美しい色彩とメロディで綴られている。豊満な胸に体を埋める“ミニ”ナセルの姿や、口から出したタバコの煙がモクモクと窓から這い出るシーンなど、ナセルの頭の中の世界が観る者に不思議な魔法をかける。

記憶の糸をたどれば誰でも「叶わなかった恋」、「大好きだった人」が心の中に思い浮かぶはず。そんな全ての大人に贈る甘酸っぱい物語のファンタジックで味わい深い世界を一足先に覗いてみては? ジャン・ピエール・ジュネ(『ミックマック』)やミシェル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』)、ウディ・アレン(『ミッドナイト・イン・パリ』)の世界観を愛する人はきっとこの乙女ゴコロをくすぐる、めくるめく世界の虜になるはず。

『チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜』は11月10日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。

MOVIE GALLERY
http://www.cinemacafe.net/moviegallery

《シネマカフェ編集部》

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