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編集部女子が“年上恋愛”本音を語る!『HICK−ルリ13歳の旅』座談会レポート

13歳。あなたはどんな大人に憧れ、恋していましたか? 少女から大人の女性への道を目覚ましく歩むクロエ・グレース・モレッツの待望の初主演作『HICK-ルリ13歳の旅』は、大人になったあなたがかつて抱いていた思いを呼び起こす、そんな映画である。危険な香りを放つ年上男性に対して初めて抱く恋、憧れの“大人”の世界と現実…。そこでシネマカフェ編集部女子(20代・30代)による座談会を緊急開催! 本作を題材に、女子の本音を交わした。

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『HICK-ルリ13歳の旅』 -(C) 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
『HICK-ルリ13歳の旅』 -(C) 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved. 全 3 枚
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13歳。あなたはどんな大人に憧れ、恋していましたか? 少女から大人の女性への道を目覚ましく歩むクロエ・グレース・モレッツの待望の初主演作『HICK-ルリ13歳の旅』は、大人になったあなたがかつて抱いていた思いを呼び起こす、そんな映画である。危険な香りを放つ年上男性に対して初めて抱く恋、憧れの“大人”の世界と現実…。そこでシネマカフェ編集部女子(20代・30代)による座談会を緊急開催! 本作を題材に、女子の本音を交わした。

13歳の憧れ、「大人」のライン

クロエ演じる主人公・ルリは親に見放され、孤独で退屈な日々から脱却するため、ひとり旅に出る。そこで出会うのは少々難ありの年上男性・エディ(エディ・レッドメイン)、そしてワケありの年上女性・グレンダ(ブレイク・ライヴリー)。彼らとの出会いが、少女・ルリの新たな扉を開かせる。

編集部Y(以降Y):怒濤の展開でしたね!

編集部I(以降I):原作者の半自伝的な物語なんですよね。13歳で…すごい!

編集部A(以降A):13歳と言うと、中学1、2年? 2人はどんな13歳だった?

Y:その頃はまだ恋愛とかは全く…。でも高校生の人が大人に見えて憧れてました。あと、友人の間では学校の先生や予備校のチュートリアルのお兄さんとか、人気がありましたね。

I:いま考えると当時の担任の先生はエディと同じくらいの年齢でしたけど、恋愛感情は…。憧れは隣の部活の年上の先輩でしたね。

A:確かに高校生くらいまでが現実的だったかな。でもその人を恋愛対象として見てるというより、その人が彼女とカップル姿でいるのを見て、“恋愛している”=大人に見えてたような。高校1年生のときに大学生と付き合ってる同級生はいたけど、やっぱり“大人”って(笑)。私がルリちゃんと同い年のとき好きだった人は1歳年上で、彼が彼の同級生女子たちと喋ってるときは、彼をとても遠く感じて切なかった…。

I:1歳年上でも大きかったですよね。

A:うん、1歳だけ年下というだけでもすごく可愛がってくれるし。みんなの初恋はいつ?

Y:私はちょっと遅くて、高校生のときですね。

I:初恋…いつだろう…。たぶん小学5、6年生ですね。その頃Wデートとかに行きだしたり、Wじゃなくて5組くらいのときもあったり(笑)。

年上男子への恋、危険な男子ほどかっこいい?

純粋なルリは一回り近く年の離れたエディに心惹かれていく。だがこのエディ、優しさの裏に気まぐれで激しい一面も。微かな恋心を覚えつつも揺れ動くルリの迷いが映し出される。

I:ルリは自分を置いて出て行ったお父さん(アル中で蒸発)と同じような男性が好きになるのかなと思った。ダメ男好き…? そんな中で、エディは初めて自分に構ってくれる存在だったのかなと。

A:すごいケンカもして、それでも気になっちゃう。エディの自信のような、「オレに惚れたな?」なんて調子いいこと言えるところが大人って思っちゃうかも。“オレの方がいろいろ知ってるぜ”みたいなところに。

Y:私は、エディがルリが襲われそうになったところを守ってくれたときに惹かれたのかなと思いました。あとルリは彼が自分に好意があると思ってる。もし自分がルリと同じ歳でこんな人と出会ったら、自分も大人になれたと思うかも。“大人の仲間入りができた”と思えるのがポイントかなと。

A:多少は彼を危険だと感じても、それでもいい。“危険”をカッコいいと思うかどうかもあるよね。

Y:好奇心みたいなものですよね。この人のことを知りたいという。

I:ルリは相当強い女性になりますよね! なかなか危険な冒険には出られない…。

Y:いまは堅実な男性が人気ですけど、中学生の頃って不良系の男性が人気だったから、若いとそういう危険な匂いがする人に恋に落ちるのかも。

I:ちょっとワルをする=度胸があるみたいな? エディは少しイカレているけど、何だかんだ守ってくれるところがいい。そのギャップがいいのかもしれない。

A:ちょっと暴走しすぎだけど、自分だけを見ているところがルリには良く思えたのかもね。

I:あと、彼しか知らないというのが大きいと思う。比較対象が周りにいないし。

Y:それは危険!

「大人になりたい」気持ちに共感? 同情?

エディに主導権があると思いきや、背伸びをするルリの姿にエディが翻弄されている節も? そんなルリが大人の女性の手本として憧れの目を向けるのがグレンダ。ガールズ同士の関係も本作の重要な共感ポイントなのだ。

Y:エディ、グレンダとの微妙な関係の中でのルリの気持ちはどうだったんだろう? ルリはグレンダにも憧れを持ってますよね。

A:自分が憧れてる人同士が付き合うなら“そっかぁ”って納得するかも。ルリの場合はエディに憧れつつ、グレンダにも憧れてる年頃でしょう。男性の先輩もカッコいいけど、女性の先輩も素敵だと思うことはあるよね!

I:ありますね。ルリの置かれている環境は特殊だけど、早く大人になりたい、背伸びしたい気持ちは共感できました。この時期って周りの人に自分がどう思われてるか、またどこかに属していたいという気持ちが敏感になる年頃ですよね。ルリが大人になりたい気持ちは理解できる。自分がこの頃に描いてた大人像といまは全く違うけど…。予定では結婚してるはずですもん(失笑)。

Y:私は大人になりたいという気持ちが分かる分、ルリが可愛いような、少し痛々しかったです。外でエディを待つ姿も、一人の女として背伸びしている行動のような気がして。同じ年頃に感じてた“大人”って、やっぱり存在が近くなると違ってきましたけど、いま思うのは同世代だと考えることや感じることが近いからすぐに嫌な点が目立ったりするけど、大人はそういうのを雰囲気でカバーしているからつい騙されちゃう。

I:それっていまも?

Y:そうですね(笑)。

“大人”との出会いを通して、たくましく成長を遂げることとなる彼女の旅路の結末とは——。本作を題材にかつて夢見た大人の世界に思いを馳せつつ、女子同士、あるいは気になる年上男性と語り合うのはいかが? もしかしたら、知らなかったカレの一面を覗けるかもしれませんよ。

『HICK−ルリ13歳の旅』は11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。

『HICK−ルリ13歳の旅』特集 クロエ&ブレイク ガールズ2人旅
http://www.cinemacafe.net/ad/hick

《シネマカフェ編集部》

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