生田斗真最新作『脳男』主題歌、伝説のプログレ「キング・クリムゾン」の名曲に
2000年に発刊され、第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於(しゅどううりお)による同名小説を主演に、生田斗真を迎えて映画化する『脳男』。衝撃の内容で製作決定時から話題を呼ぶ本作の主題歌が、このたびイギリスの伝説的プログレッシヴ・ロックバンド「キング・クリムゾン」による名曲「21世紀のスキッツォイド・マン」に決定した。
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主演の生田さんを始め、松雪泰子、江口洋介、さらには二階堂ふみに太田莉菜と個性あふれる実力派キャストが集結した本作では、生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながら、人間としての“感情”を持たない美しき殺戮者“脳男”が引き起こす怪事件を描き出す。脚本として参加するのは昨年、国内映画賞を総なめにした『八日目の蝉』の成島出だ。
このたび本作のラストを飾ることになった主題歌は、「ピンク・フロイド」や「イエス」と共にプログレッシヴ・ロックの代表格として数えられるキング・クリムゾンが1969年10月にリリースしたデビュー・アルバム「クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)」に収録された、言わずと知れた伝説の1曲。『脳男』のプロデューサー・石田雄治氏は「まずタイトルがこの映画にピッタリ。歌詞からも脳男の苦悩と悲しみをイメージできたということ。そして43年前の作品なのに全く古さを感じさせない、ヘヴィかつ感情を刺激するサウンド。まさにこの映画の衝撃的なエンディングにピッタリと思い起用しました」と主題歌決定の経緯を明かす。石田氏によると、「若い世代の出演者陣もかなり気に入ってくれた」ことが確信となり、起用の後押しとなったようだ。
アルバム発表当初から各方面にて高い評価を得て、1970年2月には、あの「ビートルズ」の「アビー・ロード」を押さえて全英チャート首位を獲得した名盤中の名盤が、2013年の注目作『脳男』を観客の心に深く刻みつけることとなりそうだ。
『脳男』は2013年2月9日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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