山田洋次50周年に笑福亭鶴瓶らがお祝いコメント「80歳越えてはるでしょ、すごいなあ」
日本が誇る名匠・山田洋次監督の50周年記念作品となる『東京家族』が1月19日(土)よりいよいよ公開される。このほど、笑福亭鶴瓶を始め…
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2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)夫婦が上京する。東京の郊外で個人病院を営む長男・幸一(西村雅彦)、美容院経営者の長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)たちは、両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、生活のリズムの違いから家族の間には少しずつ隙間ができ始めるのだが…。
小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』を基に、山田監督が2012年に生きる“今の家族”の物語を描いた本作。今回届いた豪華なTVCMでは、『おとうと』そして『母べえ』に出演し、いまも交流を深めているという笑福亭鶴瓶に、『下町の太陽』('63)で主演を務めて以来、山田監督作品には欠かせない存在となった倍賞千恵子、そして『幸福の黄色いハンカチ』で俳優人生のスタートをきった武田鉄矢と、誰もが聴けば分かる名優たちの声がナレーションを務めている。
そしてお祝いのコメントでは、「50年ずっと監督を続けてこられて、何作品も撮り続けておられるというのは凄いことです。これからも、どんどん作って頂きたいなと思います。元気ですよね。80歳越えてはるでしょ、すごいなあ(笑)。ホントおめでとうございます」。(鶴瓶さん)
「50周年おめでとうございます。山田監督作品への出演を通して、本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。監督に失礼なんですが、以前取材で『私にとっての監督とは?』って聞かれて、『同志かな』て言ったら、監督が『そーですよ』って返してくださったことがあって、大変嬉しかった。ちょっとはお休みをいれて、大好きなお肉を食べて、頑張って欲しいと思います」。(倍賞さん)
「家族というものの捉え方が、生々しく深いといいますかね、つかみ方が優しいんですよね。僕は『幸福の黄色いハンカチ』という作品で山田監督から指導を受けて、演じるということの道を歩きだしました。『黄色いハンカチ』は監督の長い長いキャリアの、その1本ですよね。“50周年分の1”にお付き合いしただけですが、ホントにいい出会いでしたし、いまだにあの日々のことは忘れませんし、感謝しています」。(武田さん)
今回のCM映像で3人が語る「家族って、やっかいだけど、愛おしい」というセリフは、同じものながら3者3様それぞれがもつ“温かさ”が、不思議と異なった響きとなって見る者の心を温めてくれるはず。こちらの映像で、冬の寒さで冷え切った体と心をじんわり温めてみて。
『東京家族』は、1月19日(土)より全国にて公開。
※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。
『東京家族』豪華TVCM
<声:笑福亭鶴瓶ver.>
<声:倍賞千恵子ver.>
<声:武田鉄矢ver.>
© 2013「東京家族」製作委員会
《シネマカフェ編集部》
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