※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

トム・クルーズが発表! 『M:i』シリーズ最新作は『アウトロー』監督がメガホン

最新主演作『アウトロー』を携え1年ぶりの来日を果たしたトム・クルーズが共演のロザムンド・パイク、クリストファー・マッカリー監督と共に…

最新ニュース レポート
注目記事
『アウトロー』来日会見(右から、トム・クルーズ&ロザムンド・パイク&クリストファー・マッカリー監督)
『アウトロー』来日会見(右から、トム・クルーズ&ロザムンド・パイク&クリストファー・マッカリー監督) 全 4 枚
拡大写真
最新主演作『アウトロー』を携え1年ぶりの来日を果たしたトム・クルーズが共演のロザムンド・パイク、クリストファー・マッカリー監督と共に1月9日(水)、記者会見に臨んだ。トムの口からシリーズ5作目となる『ミッション:インポッシブル』続編の監督をマッカリー監督が務める予定であることも明かされた。

アメリカ・ピッツバーグで5人の命を奪う乱射事件が発生し容疑者の男が逮捕されるが、彼は「ジャック・リーチャーを呼べ」というメッセージ以外は何も発しようとしない。男は暴行を受けて意識不明の重体となるが、彼が求めたジャック・リーチャーなる男が到着。常識破りの発想で事件の裏に隠された陰謀を暴いていく。

トムは過去に演じた役柄とは一味異なるタイプの“アウトロー”ジャック・リーチャーについて「古典的な男で、過去の映画で言うなら『用心棒』('61)に出てくる男のよう。犯罪スリラーだけど侍や浪人のスピリットを持っており、ウエスタンのような雰囲気がある。映画人としてやりたくてたまらない役だった」と語る。

特にピッツバーグの街中で繰り広げられる激しいカーチェイスは圧巻だが、トムはスタントマンを使わずにすべて自らこなしている。「9台用意された車の中で8台を廃車にした」、「映画会社には何も知らせないで危険な撮影をやっていた(笑)」など一歩間違えば死ぬ可能性すらある危険な現場の様子を興奮気味に明かした。

『ミッション:インポッシブル』シリーズ同様にトムは本作のプロデューサーも兼ねているが、キャスティングなどを含めマッカリー監督に全幅の信頼を置く。トムは「監督の描いた脚本が本当に素晴らしかった。実は彼は、クレジットされていないけど『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の脚本も書いているんだ」と明かし、さらに次作の『ミッション:インポッシブル』最新作ではメガホンを握ることを明かした。

マッカリー監督は「トムも私も眠らないんだ」とそのハードワークぶりを明かし、トムとのコラボレーションについて「映画作りにおいて最も大変だけど、最も楽しい経験ができるんだ」と語る。さらに「彼は常に学ぶ姿勢を持っているし、『僕のやり方はこうだ』と押し付けることもない。マーティン・スコセッシにスピルバーグ、キューブリックといった20世紀の名監督とトムは仕事をしてきていて、トムと仕事をするということはそんな名匠たちと仕事をするようなものなんだ」と最大限の称賛を送った。

ほとんどが男性キャストの中で、紅一点のヒロイン役で本作に参加したロザムンドは「男ばかりの中で数少ない女性というのは素晴らしい機会だったわ(笑)」とふり返り、「トムとマッカリーの素晴らしいコラボレーションの中に入っていくのは、最初は恐れ多い気持ちだったけど、撮影前にはホテルで朝食を取りながら、3人で脚本の読み合わせをする時間を10回ほど持ったんだ」とトム、監督との撮影に向けた入念な準備の一端を語った。ロザムンドは昨年、第一子を出産したが、トムが「実はこの映画の撮影に入ったとき、彼女はちょうど妊娠してたんだ。12月までに撮影を追えないといけないという条件もあったけど、美しい妊婦さんだったよ(笑)」と明かし、会場は温かい祝福の拍手に包まれた。

『アウトロー』は2月1日より公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]