ショーン・ペンが裏社会の「神」に！　『L.A. ギャングストーリー』プレミアレポート

警察や政治家も意のままに操り、L.A.の全てを支配していた伝説の大物ギャング、ミッキー・コーエンと、警官でありながら素性を隠しギャング組織に戦争を仕掛けるという密命を受けた、実在の男たちの死闘を描く『L.A. ギャングストーリー』。本作のL.A.ワールド・プレミアが1月7日（現地時間）にグローマンズ・チャイニーズ・シアターにて開催され、ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリングら豪華俳優陣が登場し会場を沸かせた。さらにその興奮冷めやらぬ中、待望の予告編映像もこのほど解禁となった。

物語の舞台はL.A.。伝説の大物ギャング、ミッキー・コーエン（ショーン・ペン）はドラッグ、銃器取引、売春から得た不正な金でL.A.の全てを支配、警察や政治家も意のままに操り、自らを「神」と豪語していた。しかし、コーエンの絶対的支配を崩壊させるべく、6人の男たちが立ち上がる…。

本作で実在した警官ジョン・オマラ役を演じるのはジョシュ・ブローリン。同じく、実在した警官ジェリー・ウーターズ役をライアン・ゴズリングが演じている本作。そして伝説の大物ギャング・ミッキーにはオスカー俳優のショーン・ペン、ミッキーの愛人・グレースに『アメイジング・スパイダーマン』での好演も記憶に新しいエマ・ストーンが扮している。

多くのファンが会場に詰めかけたワールド・プレミア当日、キャスト陣がレッド・カーペットに姿を現すと会場のボルテージも最高潮に！　さらにこの日、ライアンは実の母・ドナさんと出席。親子の仲睦まじい姿に会場の空気は一気に和やかなものとなった。

今回公開された予告編映像では、ショーン扮するミッキーの冷酷で非道な部分が垣間見えるシーンや、密命を受けたロス市警の最強部隊とギャングによる壮絶な死闘の一部も収められている。中でも見どころはキャストによる1940年代のクラシカルな衣装！　そのファッションが作品の世界観をよりリアルなものにしている。実在した話というだけで驚きだが、本作で繰り広げられるアクションシーンは更なる驚きの連続！　男たちの壮絶な死闘のワンシーンをその目で確かめてみて。

『L.A. ギャングストーリー』は2013年5月3日（金・祝）より丸の内ルーブルほか全国にて公開。

© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS（BVI）LIMITED