堺雅人、二十歳の失敗は「役者になってしまった(笑)」こと
2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、20年にもわたり山田洋次監督作品で共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子監督が、堺雅人…
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ある日、母犬・ひまわりと生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。飼い主が見つからなければ、母子ともども“処分”されてしまうことになるが、保健所の職員・彰司やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。
この日の堺さんは、登壇早々「昨日、地鶏と焼酎をいただきまして、非常に気持ちよく酔っぱらっております(笑)」と上機嫌。さらに「宮崎の言葉でお芝居をするというのは、長年の夢でしたので、家宝にしたいぐらいの素晴らしい作品です」と堺さんが胸を張れば、一方の平松監督も「宮崎発の原案に基づいた、宮崎弁満載、しかも堺さん主演の映画をこうしてお届けできたことを非常に嬉しく思っております」と地元・宮崎での舞台挨拶に晴れ晴れとした表情だった。
また、この日は“成人の日”ということもあり、堺さんからは「今年の新成人の方は'92年から'93年生まれの方という事で、ちょうど僕が宮崎から東京に出た頃なんですけど、もうそんなに時間が経ったのかと思います。自分が二十歳の頃をふり返ってみると、本当に何も考えずに、ぼんやり『役者になるんだろうなぁ』とだらだら日々過ごしていましたので、みなさまのしっかりしたお姿を見ると僕の何倍もしっかりしているので、何倍も素晴らしい大人になられると思います」と新成人たちにエールを贈った。逆に、新成人たちから二十歳のときの失敗談を問われると、「本当に何の将来の展望も無い状態で、勝手になろうと思って役者になってしまった事ですかね(笑)」と語り、会場を沸かせていた。
この日は、堺さんらのほかにも宮崎県副知事、宮崎県のマスコット・キャラクターのひぃくん&むぅちゃんも登壇。副知事から、高校時代の恩師が客席にいると知らされた堺さんは、一際嬉しそうな表情を見せていた。また、会場に詰めかけた観客たちと共に宮崎弁でのかけ声を練習する場面では、堺さん自ら「アクセントはもっとこんな感じじゃないですか?」と宮崎弁をレクチャーする一幕もあり、“ご当地”感満載のこの日の舞台挨拶は大きな盛り上がりの中、幕を閉じた。
『ひまわりと子犬の7日間』は3月9日(土)より宮崎先行公開、3月16日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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