推定264億ドル稼ぎ出す!? ティム・バートンら、カル・アーツの豪華すぎる卒業生たち
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カル・アーツと言えば、映画の本場・ハリウッドでも言わずと知れた名門校。もちろん日本にもその名は聞こえるが、実際に誰が卒業したのかと聞かれても「?」となる人が多いはず。ここでは、そんな有名校の卒業生とプチトリビアをご紹介。
ムーア監督の同級生には、同じくディズニー映画の『ファインディング・ニモ』や『ウォーリー』を手がけ、その両作共でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したアンドリュー・スタントン監督がいる。
何という奇遇…と思いきや、そのほかにもカル・アーツの卒業生たちは、多くのディズニー作品を手がけている。何故か? それは、本校の創立にウォルト・ディズニーが経済的・人員的に多大なるサポートがあり、その縁で自然とディズニー作品を扱うことが多くなるのだとか。現在でもカル・アーツにはウォルトの功績を称えて、彼の名を冠した施設や制度がいくつもあるという。
そんなウォルトの遊び心・探究心を受け継いだ卒業生たちが、現在までに稼ぎ出した総興行収入はなんと推定264億ドル(※1985年以降で)! カル・アーツの卒業生にはスタントン監督以外にも名監督たちが目白押しだ。
本作の製作総指揮を務め、現在ウォルト・ディズニーでアニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセター監督(『トイ・ストーリー』シリーズ)。その同級生には、『アリス・イン・ワンダーランド』や昨年の話題作『ダーク・シャドウ』、『フランケンウィニー』を手がけたティム・バートン監督に、さらにブラッド・バード監督(『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』)という3人の名監督が机を並べて学んでいたというのだから驚きだ。
さらにアンドリュー・アダムソン監督(『シュレック』シリーズ)、『長ぐつをはいたネコ』のクリス・ミラー監督、意外なところだと現在製作中の『ウルヴァリン:SAMURAI』の監督を務めるジェームズ・マンゴールドもカル・アーツ出身だ。
錚々たる面子がその名を連ねているが、遊び心もしっかりと息づいている。『カーズ』のおとぼけレッカー車・メーターのナンバープレートなど、ピクサー作品の所々に登場する「A113」という数字はカル・アーツの教室番号を意味していて、彼ら卒業生たちだけの内輪ネタのジョークなのだとか。
そんな世界を賑わせるクリエイターたちの登竜門であるカル・アーツ。クリエーターとしての能力はもちろんだが、「TOEFL」550点以上の英語力と年間2万ドル(約180万円)の学費があれば入学できるとのこと。
自信がある方は、ハリウッドを牽引するこの名門校の門を叩いてみては? あなたもアカデミー賞監督と同級生になれるかもしれない。
『シュガー・ラッシュ』は3月23日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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