北川景子×錦戸亮『抱きしめたい』で初共演！　北海道で生まれた奇跡の実話を映画化

初共演となる北川景子、錦戸亮を主演に迎えて、マイナス20度の極寒の北海道で実際に起こった奇跡のラブストーリーが映画化されることがこのたび決定した。

本作『抱きしめたい』の舞台となるのは北海道・網走。若くして交通事故に遭い、後遺症と記憶障害を抱え車椅子での生活ながらも、恋愛にスポーツにと人生をエネルギッシュに楽しむ主人公・つかさ（北川景子）。ある日、バスケが趣味のごく普通のタクシードライバー・雅己（錦戸亮）と恋に落ち、結婚。そんな2人が様々な困難に右往左往しながらも幸せな家庭を築こうと奮闘する姿を描き出す。

今回、北川さんと錦戸さんが演じるのは実在する男女。強烈な個性をもつ女子とごく普通の男子。アンバランスな2人が恋をしたがゆえに起こる様々な障壁や新たな出会いを、北海道の美しい自然を背景に描き出す。

今回の製作決定を受け、主演を務める北川さんと錦戸さんからは「マイナス20度の世界には入ったことがないので、台詞がうまく言えなかったりしないかなと少し心配ですが、つかささんという魅力的な人がいたということをしっかりと証にできるように、また、つかささんと同じような境遇に合われている方にも、勇気を与えられる作品になるように頑張ります」（北川さん）、「2人の純粋な愛のカタチが描かれていて、“雅己”というキャラクターは、凄く頑固で自分の決めたことを貫き通す強い情熱をもった人物だと思いました。でも、実際の雅己さんは情熱を内に秘めるタイプのようなので、自分自身、現場でどのように芝居で表現しようかととても楽しみです。北川景子さんとは初共演ですが、同じ関西出身同士。力を合わせて頑張りたいと思います」（錦戸さん）と気合十分のコメントが寄せられた。

メガホンを握るのは『黄泉がえり』、『どろろ』の監督・塩田明彦。また、冬にはマイナス20度近くにまで気温が下がり、流氷が着岸する極寒の町・網走にてロケを敢行予定とのこと。撮影は2月中旬に網走にてクランクインし、関東近郊ロケも経て3月末にクランクアップ予定だという。人気実力ともに若手俳優で群を抜く2人の初共演に期待が高まる。

『抱きしめたい』は2014年、全国東宝系にて公開。