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塩谷瞬、再起をかけて(?)世界放浪宣言!

昨年、“二股俳優”として騒がれた俳優の塩谷瞬が2月17日(日)、映画『世界にひとつのプレイブック』の試写会に登場。劇中の主人公と同様に再起をかけて…

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『世界にひとつのプレイブック』ダンス・イベント(塩谷瞬&KABA.ちゃん)
『世界にひとつのプレイブック』ダンス・イベント(塩谷瞬&KABA.ちゃん) 全 9 枚
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昨年、“二股俳優”として騒がれた俳優の塩谷瞬が2月17日(日)、映画『世界にひとつのプレイブック』の試写会に登場。劇中の主人公と同様に再起をかけて(?)、振付師のKABA.ちゃんの手によるダンスを披露した。

アカデミー賞で作品賞、監督賞に加え31年ぶりに俳優賞全4部門でノミネートという快挙を成し遂げた本作。妻の浮気をきっかけに心のバランスを崩した主人公が、家族に支えられ、同じく心に問題を抱える女性とのダンスに打ち込む中で新たな一歩を踏み出していく様を描く。

塩谷さんとKABA.ちゃんはいきなり、ダンスを踊りながら登場。劇中でブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが見せるダンスを取り入れたという振り付けだが、最後には体を反らしたKABA.ちゃんを塩谷さんがしっかりと支え、ピッタリ息の合ったさまを見せつけた。実は2人は10年ほど前に温泉番組で共演した経験があるそうで、KABA.ちゃんは「一緒に温泉に入った仲だから! 運命なんですかね」とご機嫌。リクエストに応じて2人はさらにノリノリでダンスを披露した。

映画についてもそろって大絶賛。塩谷さんが「スカッとする映画ではなく心がじんわりとする作品。誰にとっても普遍的な家族や友情といったことが含まれれている」と言えば、KABA.ちゃんも「傷ついた2人がダンスを通じて人生を取り戻そうとする姿は共感を覚えました!」と興奮気味に語った。

ちなみに劇中のブラッドリー&ジェニファーのダンスについて、KABA.ちゃんは「レベルが低い!」とバッサリ。だがハイレベルの社交ダンス大会で2人が稚拙なダンスを懸命に披露するところこそが見どころとあって「あの自分たちだけで盛り上がる感じがクスッと来て笑っちゃいました。社交ダンスなのに(ジャンルも)違うよね(笑)! ああいうのを取り入れるところが素人で面白かったです」と楽しそうに語った。

主演の2人以外の演技も光る本作だが、特に塩谷さんは「役者を目指すきっかけがデ・ニーロだった」と明かし、彼を中心とした家族の姿への共感を語る。「僕の中で家族は人生のテーマ。映画の中でもみんな、決してスマートにまとまってなくて、自己主張が強いし噛み合ってないけど、離れても離れられないものがあるんだなとジンと来た。つらいときはファミリーって温かいなと感じます」と実感のこもった言葉。そしてダンスを通じて心を通わせていく2人についても「何かを乗り越えていくことってすごく大きなことですよね」としみじみと語っていた。

“プレイブック”とは、アメリカンフットボールの作戦が書かれたノートを指し“作戦図”という意味が込められているが、改めて人生の作戦図について問われると、塩谷さんは「目標があってこそ生きることがキラキラと輝くもの。今年は人間・塩谷瞬として世界を回りたい。そこで知った経験や感じたことを芝居に投影できたら。世界の人と会って、何か面白いことがあればそれをフィルムにも収めたい」と放浪を宣言した。

『世界にひとつのプレイブック』は2月22日(金)より公開。

《シネマカフェ編集部》

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