来日中のレオ、改めて“休養”否定で日本のファンも安堵の表情
約3年ぶりの来日を果たしたレオナルド・ディカプリオが3月2日(土)、キャリア初となる本格的な悪役に挑んだ野心作『ジャンゴ 繋がれざる者』(クエンティン・タランティーノ監督)の舞台挨拶を東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行った。
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『インセプション』のジャパンプレミア以来、約2年8カ月ぶりに日本のファンと対面したレオは「また日本に戻ってこられて嬉しいよ」と挨拶。先だって行われた記者会見に引き続き、“休養宣言”を改めて否定した上で「この数年、忙しかったのは確か。だから、少しの間だけ休憩させてください」とメッセージをおくり、ファンを安堵させていた。
第85回アカデミー賞で「脚本賞」と「助演男優賞」に輝いたタランティーノ初の西部劇。1859年のアメリカ南部ミズーリ州を舞台に、賞金稼ぎのキング・シュルツ(助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ)と出会った主人公のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、生き別れた妻を取り戻すため、冷酷非情な農園オーナー・キャンディ(ディカプリオ)に戦いを挑む。
そんな本作について、レオは「アメリカの過去にさかのぼり、独自の解釈で歴史の暗部に切りこんだ作品。こんな大胆な映画を、今のハリウッドで成立させるのはタランティーノしかいない」と熱弁。さらに「素晴らしい台詞とキャラクターを生み出す偉大な存在。それと同時に、僕らと皆さんを未知の世界に導いてくれるキャプテンなんだ」と初タッグを組んだタランティーノに賛辞をおくった。
また、自身が演じた悪役を「最悪の極悪人さ」と評し、「参考したのは『トゥルー・ロマンス』に出てくるゲイリー・オールドマンかな」とニヤリ。キャンディという人物像は、タランティーノとの熱心なディスカッションによって誕生したとも語っていた。
『ジャンゴ 繋がれざる者』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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