【雅子ブログ】週末はアカデミー映画を2本
確定申告も無事終わり、身も心もスッキリして春に向けてGOです。日に日に春めいてきました。今日は啓蟄。ぐっと気温も上がって、寒がりの私もダウンを脱いでトレンチで外出しました。
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先週末はアカデミー映画を2本。アカデミー授賞式でフレッシュな美しさを世界中に印象付けたジェニファー・ローレンス。見事、「主演女優賞」を獲った『世界にひとつのプレイブック』です。ブラッドリー・クーパーの「主演男優賞」、ロバート・デ・ニーロの「助演男優賞」、ジャッキー・ウィーヴァーの「助演女優賞」は残念ながら選ばれなかったけれど、出演している誰もがキラキラと輝いて、素敵な映画でした。デ・ニーロとウィヴァーの普通の夫婦もイイ! でも、やっぱりジェニファー・ローレンスの若く溌剌とした存在感、眩しさは断トツ。画面いっぱいに彼女の魅力があふれてました。彼女じゃなかったらこの映画はここまでにはなっていなかったんじゃないか、そして、観たすべての人が彼女に恋をしてしまったんじゃないでしょうか。
監督・脚本のデヴィッド・O・ラッセルは自身を反映するかのように、双極性障害と格闘した経験を、重くなりがちな話をコミカルに、爽やかに描いている。鑑賞後は心温まって、ほんのりシアワセな気分がいつまでも続くこと間違いナシ。まだ観ていないという人は、ぜひとも映画館へ!
ローレンスは正真正銘、旬の女優の仲間入り。出演する度にどんどん巧く、成長して行くように思います。メリル・ストリープの再来とか? 私が初めて彼女を知ったのは『ウィンターズ・ボーン』。この映画のことを、「彼女の名前を覚えておくといい」とブログに書いたとおりの飛躍ぶり。今後、ますます楽しみです。「ディオール(Dior)」のミューズにもなりました。
そして、タランティーノ最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』。「脚本賞」、クリストフ・ヴァルツの「助演男優賞」を受賞し、ノリノリのタランティーノ節満載な作品。復讐に燃える男の話は相変わらずバンバン殺し、果てしなくマンガチックではあるけれど、タラちゃん風の奴隷制度に対する抵抗をマカロニ・ウェスタンで魅せ、なかなか深いことを描いています。こちらも絶対、大画面で観なくてはね。
《text:Masako》
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