“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンの魅力とは? 主演映画2本が連続公開
『007 カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルを演じ、国際的スターの仲間入りを果たしたデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセン。“北欧の至宝”とまで謳われるマッツが主演し、昨年、数々の国際映画祭で高い評価を受けた2本の作品が、Bunkamuraル・シネマで…
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上映されるのは、カンヌ国際映画祭で「主演男優賞」ほか3冠に輝いた『偽りなき者』と、ベルリン国際映画祭で「銀熊賞」(脚本賞・男優賞)をW受賞し、アカデミー賞外国語映画賞、ゴールデングローブ賞外国語映画部門にもノミネートされた『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』。
『偽りなき者』では、変質者の烙印を押されながらも無実の主張を貫き、誇り高くあろうとする主人公を熱演。一方、18世紀後半にデンマークの宮廷で起きた実話を基にした『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』で演じたのは、王と王妃を交えての三角関係に陥る野心家の侍医。時代も役柄もまったく異なったマッツの演技力が光る2作品だ。
連続公開を決めたBunkamura ル・シネマの番組編成プロデューサー・中村由紀子氏は、「せっかくなら現代ものとコスチュームもの、2人のマッツをご堪能いただければと思い公開に至りました」と話す。
10年以上前から注目していた中村さん曰く、「メインストリームに居ながら力みを感じさせないところが彼の魅力」。劇場アンケートでも、予告編を観た観客から『偽りなき者』が“観たい”という声が上がっているといい、人気が高まりつつあることが覗える。世界を始め、日本でも注目が集まりつつある名優マッツ・ミケルセンの魅力を存分に堪能してほしい。
『偽りなき者』は3月16日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』は4月下旬よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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