記憶と想像の境界線に広がるあるストーリー 写真家Richの新作展を渋谷で開催
「ナゲッツ(NuGgETS)」や「ベッドフォード(BED J.W. FORD)」、「ウル(URU)」などのルックブックで、撮影を担当する写真家Richの個展が、hpgrp GALLERY TOKYO(表参道)にて
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子供が雲を見ていろいろな動物を思い浮かべる自由な想像力にクリエイションの原点を見るRichは、物語の1シーンのようなイメージを創り出すことで、その後の展開を見る者に委ねる。記憶と想像の境界線に位置する作品は、どこか懐かしい空気を纏いながらストーリーを紡いでいく。
不要な情報が氾濫し、翻弄される今日、自由な想像力が追いやられてしまっていることに危機感を感じた経験から、ある種のリハビリとして制作したという「Story1…」。自身でもこの作品に救われたというRichは、鑑賞者にも独自の物語を作ってもらう事で大人になるにつれ忘れかけていた気持ちを思い出してもらいたいという思いから、作品を作り続けている。
hpgrp GALLERY TOKYOでは初めての個展となる本展では、「Story…」シリーズの集大成ともいえる作品を発表する。また、展覧会開催に合わせ、自身初めてとなる写真集も発行される。この機会にぜひ訪れて、写真から広がるインスピレーションをもとに、心深くに湧きあがってくる、自分だけのシーンを見つけ出してみたい。
Rich 「Story3…」
会期:3月29日(金)~4月21日(日)
会場:hpgrp GALLERY TOKYO(東京都渋谷区神宮前5-1-15 CH ビル B1F)
営業時間:11:00-19:30 定休日:月曜日
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