【玄里BLOG】横浜みなと映画祭:濱マイク大回顧展
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林海象監督、主演の永瀬正敏さんを始め
みな存命中なのに回顧してしまうこの試み。痺れます。
観たのは最終日の『罠』。
劇場版濱マイク3部作のラスト作です。
補助席が出る程の熱狂。
名作は時を超えるんですね。
前に永瀬さんの作品を観たのは何だっけ…と思い返したら
山田洋次監督の『息子』でした。
『息子』でも『罠』でも聾唖の女性に恋してます。
偶然、だけど
『罠』の永瀬さんもルパンみたいで素敵でした。
光に水に背景に美術に画角に 潜んでいる
林監督の美意識、みたいなものがすごく好きです。
新作『弥勒』も美しかった。
この人の想像力は枯れない、そう思った。
健全なアヴァンギャルド。
『弥勒』についてはいつかお話しできるときが来たら是非言葉にしたいと思います。
それにしても
街ぐるみで盛り上がる横浜みなと映画祭。
スタッフの方たちも素晴らしかったです。
映画祭はこうでなくちゃ、という熱さと一体感と子供の純粋さ。
来年はどんなことするんだろう。
《text:Hyunri》
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