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ディカプリオの夢に導かれた!? 『リンカーン』驚きの誕生エピソードを公開

巨匠スティーヴン・スピルバーグが、構想に12年間を費やし念願の企画を実現させた『リンカーン』。第85回アカデミー賞で「主演男優賞」を見事受賞した主演のダニエル・デイ=ルイスをリンカーン役へと導いたのは、実はレオナルド・ディカプリオ…

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『リンカーン』-(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX
『リンカーン』-(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX 全 6 枚
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巨匠スティーヴン・スピルバーグが、構想に12年間を費やし念願の企画を実現させた『リンカーン』。第85回アカデミー賞で「主演男優賞」を見事受賞した主演のダニエル・デイ=ルイスをリンカーン役へと導いたのは、実はレオナルド・ディカプリオだったようだ。

南北戦争が4年目に突入した1865年。大統領再選を果たしたリンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、“すべての人間に真の自由を”という理想に向かって突き進んでいた。悲願の奴隷解放を実現させるには憲法修正を議会で成立させなければならないが、戦争の長期化で形勢は極めて不利。妻メアリー・トッド(サリー・フィールド)との関係もうまくいっておらず、息子・ロバート(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が軍に志願したことにも心を痛めていた。政治家として、父親として、大きな試練に直面したリンカーンが下した究極の決断とは――。

主演のダニエルは、アメリカ国民から最も愛された大統領エイブラハム・リンカーンを見事にスクリーンに蘇らせ、史上初となる3度目のアカデミー賞「主演男優賞」に輝いた。製作期間中はスピルバーグ監督も“リンカーン大統領に対面する”という意識から、敬意を表して常にスーツを着て臨んだという逸話もあるほどだが、今回届いた映像ではダニエルのアカデミー賞受賞は必然だったと思わせるようなエピソードが次々と明かされている。

まず『ギャング・オブ・ニューヨーク』でダニエルと共演したレオが、驚きのエピソードを披露。「夢の中でエイブラハム・リンカーンに会った。煙が立ち上っているログキャビンのような場所だった。リンカーンがいると思って近づくと、それは実際のリンカーンではなく、リンカーンになったダニエルだったんだよ。後日、その夢のことをダニエルに話したんだ。リンカーンを演じるのは、彼しかいないと思っていたからね。彼はリンカーンを演じるために生まれてきた、そういう人だと思う」。当初「荷が重すぎる」と言ってリンカーン役を断っていたダニエルだったが、友人・ディカプリオが見た預言のような夢の話と、彼の後押しがあり、今回の大役に臨むことを決断したという。

そしてスピルバーグ監督は、「ダニエルはリンカーンのことを何から何まで分かっていて、私にも把握できないレベルまで理解していた。だから役作りついては不安を感じることなく全て彼に委ねた。私は自分に“彼の邪魔をせず、自分の知るかぎりの最高の方法で彼の姿を捕えろ”と常に言い聞かせていたんだよ」と話す。

リンカーンの妻メアリー・トッドを演じたサリー・フィールドは、「出演が決まってから、お互い役になりきって頻繁にメールを交換したの。ダニエルは日常で起きた出来事を、古風な詩のような文章にしてメールで送ってくれたわ。そんな風な遊びをしながら、私たちは距離を縮めていったの」と、撮影が入る前からすでに完璧な役作りをしていたことを教えてくれた。

奴隷制廃止を訴えた共和党下院議員タデウス・スティーブンスを演じたトミー・リー・ジョーンズは、「ダニエルと一緒の撮影ほど興奮したことはなかった。彼は完璧な役作りをして臨んでいたから」と絶賛。

リンカーンの息子ロバート・リンカーン役のジョセフ・ゴードン・レヴィットも、「ダニエルは優しく寛大な人だ。『君を最初に選んだ』と言われて感激したよ! ダニエルとスティーブンが組めば、最高の結果が生まれるのは必然だ。2つの才能が歴史の1ページを鮮やかに描き出した」と共演の喜びを興奮気味に話している。

「偉大な指導者が求められるいまこそ、この物語を知ってほしい」と願いを込めたスピルバーグ監督渾身の本作。ぜひ、公開の前に豪華な映画人たちの感嘆

『リンカーン』は4月19日(金)よりTOHOシネマズほか全国にて公開。

※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。


(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX

《シネマカフェ編集部》

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