LiLico「応援したい」、本人を前に『ハーブ&ドロシー』ジャパンプレミアで感涙!
世界的アートコレクター夫妻を追ったハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の続編、『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』が、ついにジャパンプレミアを実施。
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本作は、50年の歳月をかけて美術史における1ページを築き上げた世界的アートコレクター、ハーブ&ドロシー夫妻を追ったドキュメンタリー。このほど、インターネットを利用したクラウドファンディングで宣伝・配給費を募ったところ、日本最高額となる14,633,703円を達成。ドロシーの来日を待ち望んだ915人の熱意により、今回のジャパンプレミア上映と舞台挨拶登壇が実現した。
サプライズゲストとして登場したLiLiCoさんは、「前作で本当にハーブとドロシーに惚れてしまい、続編をつくるということで、どうにか一緒に応援したいと思った」と挨拶。「ドキュメンタリー映画は、監督が被写体を追いかける印象があるが、佐々木監督の場合は共に生きている。最後のシーンに出てくる、ドロシーの姿を描いた絵画は、どこの絵画よりも価値のある、愛のあるもの。最後の1枚が映し出されたとき、“これが映画なんだ”と感じました」と、涙もろいLiLiCoさんらしく、目に涙を浮かべ、声を震わせながら語った。
また、初来日となったドロシーは、鳴り止まない拍手の中、満員の会場に迎えられると、「制作費や渡航費を賄っていただけて来日が実現しました。御支援、本当にありがとうございます。皆さんにお会いできて、本当に嬉しい。人生で一番の出来事です」と、涙を流しながらコメント。それを受けて、佐々木監督は「ハーブは、残念ながら皆さんに御挨拶できなかったけれど、彼の魂は今日一緒に御挨拶させていただいています」と、いまは亡き彼について触れ、「私も彼の魂に見守られて、作品を完成できたと思っています。もちろんドロシーも一緒に。これでハーブとドロシーの物語を自分でも完結できたなと満足しています」と声を詰まらた。
最後にドロシーが、覚えたばかりの日本語で「アリガト」と挨拶すると、会場は再び長い拍手に包まれた。多くの人に愛されたチャーミングな夫妻の完結編が、いよいよ幕を開ける。
『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』は3月30日(土)より新宿ピカデリー、東京都写真美術館ホールほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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