J・J・エイブラムス、『マン・オブ・スティール』は自身が温めてきた企画に似ている!?
J・J・エイブラムスが、「スーパーマン」の最新リブート作『マン・オブ・スティール』は自身が温めてきた企画『スーパーマン・フライバイ』に似ていると主張している。
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
エイブラムスは自身の企画で、クリプトン星での内戦や、その後地球でクラーク・ジョセフ・ケントと名付けられる主人公のカル=エルが父親によって地球に放出されるオリジナルのストーリーを維持しつつ、「タイ-ゾー」と呼ばれる全く新しい悪役を登場させるつもりだったようだ。エイブラムスは「そのストーリーの中で強調しようとしたのは、スーパーマンのパワーを持つ少年・カル=エルをもしケント夫妻が発見していたら、カル=エルが即座に夫妻を殺してしまいかねないっていうことだったんだ。そして、もしケント夫妻がその後生き延びられたとしたら、2人はその子が成長するにつれてすぐさま、その子の能力を抑えなければならないっていうアイデアもね。夫妻はカル=エルの敏捷さ、強さ、そしてパワフルさを抑えなければならないんだよ」と語った。
さらにエイブラムスは、養父母となるケント夫妻からクラーク・ケントと名付けられる主人公が「自分自身を恐れ、自信喪失状態になり、自分の能力を恥じる」という物語を作ろうとしていたようで、スーパーマンが自分の強さを意識し、これまでの人生で自分に何が可能だったかをついに思い知る過程を描くというアイデアを抱いていたという。
ただエイブラムスとしては、監督のザックとプロデューサーのクリストファー・ノーランの2人が『マン・オブ・スティール』で自身と同じようなコンセプトを本当に持っていたかは定かではないとしている。ただザックとクリストファーは同じコンセプトを元に製作したようだ。エイブラムスは「この映画を観るのが楽しみで堪らないよ。僕にとってはこの映画はよくやった! って感じなんだよ」と続けた。
(C) Getty Images
《シネマカフェ編集部》
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