オダギリジョー、ジャッキー・チェンに感服!「自分もそうありたい」
俳優のオダギリジョーが4月13日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで開催された出演作『舟を編む』の初日舞台挨拶に登壇した。
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「今日はジャッキー・チェンさんの映画( 『ライジング・ドラゴン』)も公開されるというのに、こちらを選んでいただき、ありがとうございます」と挨拶。ともに登壇した主演の松田龍平、共演する宮崎あおいらが苦笑いする中、「もう60歳だというのに、あんなアクションをするジャッキーさんの姿を見て、自分もそうありたいと…」とすっかり感服した様子だった。
原作は、2012年度「本屋大賞」に輝いた三浦しをんの同名小説。主人公・馬締光也(まじめみつや)を中心に、個性派揃いの玄武書房・辞書編集部の面々が、見出し語24万語の新しい辞書「大渡海」の完成に向け、15年という長い年月を費やす姿を描く。松田さんは「観れば観るほど、味が出る映画。初日の初回に足を運んでいただき、感謝の言葉しかないです」と“言葉”を意識した挨拶で、思いを噛みしめていた。
舞台挨拶には黒木華、伊佐山ひろ子、小林薫、石井裕也監督も同席し、登壇者全員で「好きな言葉」を発表することに。主人公が恋に落ちる、ヒロインの板前・香具矢を演じる宮崎さんは「私が好きなのは、“おもてなし”ですね。バランスが難しいからこそ、楽しいことなので」と役柄にぴったりの言葉をチョイス。「僕は…、“押忍”ですかね」(オダギリさん)、「楽しむ」(黒木さん)、「さようなら」(伊佐山さん)、「“楽”…かな」(小林さん)、「“気合”です」(石井監督)と明かす中、最後にバトンがまわった松田さんは「ちょっとカブりますけど、僕も“楽しむ”ですね。普段は緊張しがちですが、今日は楽しいです」と笑顔を見せていた。
『舟を編む』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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