『聖おにいさん』イエス・森山は「オカマっぽい」…ブッダ・星野は腹痛持ち?
聖人・イエスとブッダが下界に降臨し、東京・立川の安アパートでバカンスを過ごし、時には神パワーで周囲に奇妙なミラクルを起こしてしまうという、ユーモアあふれる世界観で人気を博し、累計発行部数1,000万部を突破した…
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声優初挑戦となった2人。ちょうどオファーを受けた時期にキリスト教に関わる舞台に携わっていたという森山さんは、「このタイミングでイエスの役をいただけるということに縁を感じたので、“ぜひやりたい”と思った」と語り、未経験の吹き替えながら自分たちのできることを精一杯やろうと星野さんと話し合ったと、作品に対する想いを語った。
ブッダ役の星野さんは、「昔からアニメーションの世界に憧れていて、あの中(アニメの世界)に入りたいと思っている妄想しがちな子どもだったので(笑)、今回この作品に参加できたことは本当に嬉しかった。同時に、普段俳優という形で芝居をしている者が、声をあてるということのハードルの高さを感じましたが、とにかく頑張ってやろうという思いでした」と話す。
役作りについて森山さんは、「主人公の2人が持っている、ふわふわっとし浮遊感みたいなものを中性的というか、人を傷つけない優しさみたいな形で表現しようとしたら、ちょっとオカマっぽくなってしまって…(笑)」と、試行錯誤しながら作品と向き合った様子。
また、イベントではブッダの趣味である“Tシャツのシルク・スクリーン制作”にちなんで、お互いに対して贈りたい言葉をプリントしたTシャツの交換も行われた。「(星野)源ちゃんはよくお腹を壊すから」と星野さんには“腹痛”と書かれたTシャツが渡され、一方の森山さんには「こないだ森山くんが『何日間か野宿してたんだ』って言ってたのがすごく衝撃で(笑)」というエピソードから“野宿”。「これを着て野宿してください」と星野さんが話すと、会場は大きな笑いに包まれた。
最後に、集まった観客に向けて本作に込めたメッセージは? と聞かれると、星野さんは「素直に、心から最後まで楽しんで欲しいと思います。エンディングには僕が作りました主題歌『ギャグ』も流れます。僕がアニメーションに対して感じていた憧れ、凄さを感じてもらえるよう気持ちを込めました」と話し、森山さんも「この映画はブッダとイエスが立川で過ごすバカンスを春夏秋冬で描いています。シンプルなんだけど温かい町並みとかを2人が感じていく、温かい映画になっているので、ほっこりと楽しんでもらえればと思います」と語った。
『聖☆おにいさん』は5月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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