キャサリン妃、ロイヤル・プリンセスの名付け親に 豪華クルージング船がデビュー
世界的なクルーズ会社であるプリンセス・クルーズから、同社史上最大となる14万トンクラスの船「ロイヤル・プリンセス」がデビュー。その名付け親にケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃殿下がなると発表された。
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世界中でクルージングを楽しむ旅行者の人口は1990年代初めから右肩上がりに増加していて、2010年には年間2,000万人を突破している。そんな中、2013年6月に、世界的なクルーズ会社であるプリンセス・クルーズから、同社史上最大となる14万トンクラスの船「ロイヤル・プリンセス」がデビューすることが明らかとなった。
新しい豪華客船が就航に際し、その名付け親として数々のセレブリティやプリンセスたちがその名を連ねてきた。先日他界したマーガレット・サッチャーを始め、ダイアナ妃、オードリー・ヘップバーン、ソフィア・ローレンなどが、プリンセス・クルーズのゴッドマザー(名付け親)として華々しいデビューを彩った。今回注目のロイヤル・プリンセンスの名付け親になると発表されたのが、ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃殿下だ。
命名式は今年6月13日(現地時間)に英サウサンプトンで行われ、一週間にわたる一連の就航記念式典の目玉となる。プリンセス・クルーズの社長兼CEOアラン・バクルー氏は「ケンブリッジ公妃殿下が私たちの招待を快諾され、ロイヤル・プリンセスの名付け親となっていただけることを大変光栄に思う。私たちの新造船が公妃殿下のもとでデビューすることを心より嬉しく思うとともに、英国にもゆかりのある企業として、英国への敬意を表す上でこれ以上にない祝賀になるだろう」と語った。
就航記念式典では英国の伝統に基づいた命名式として、新造船誕生の祝福、イギリス海兵隊の音楽隊による演奏やアイルランド近衛連隊のバグパイプ演奏、また現代的な催し物も盛り込んだ華やかなセレモニーが開かれる予定で、式典後の6月16日にはロイヤル・プリンセスは処女航海へと出発する。
日本では、ヨーロッパ諸国の人々に比べて「船酔いする」「旅程が長い」といった点から、敬遠する人も多いクルージングだが、実は女性の一人旅やファミリーやカップル、また女子同士でなどさまざまなシーンで活用できることが知られ始めてきている。一度、クルージングの旅を味わったら、リピートする旅行者もかなり多い。
今回デビューするロイヤル・プリンセスは乗客定員3,600人の次世代客船だ。注目すべき特徴としては、社交の中心となる広々としたアトリウムや、最上階デッキに設置された長さ8.5メートルのガラス張りフロアで海上散歩が楽しめるシーウォーク、プールサイドにはまるで水の上に浮かんでいるかのような豪華なプライベート・カバナなどの豪華設備で、ほかでは体験できないような究極の旅スタイルを実現する。キャサリン妃殿下が登場する6月の就航記念式典とあわせて、ラグジュアリーな究極の旅スタイルクルージングについて、ぜひ今後注目してみてはいかがだろう。
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