前田敦子主演『クロユリ団地』台湾公開&現地舞台挨拶決定!
前田敦子主演のホラー映画『クロユリ団地』のヒットを祈願してのお祓いおよびお清めイベントが5月9日(水)、東京・赤坂見附の豊川稲荷で行われ、前田さんと共に共演の成宮寛貴、中田秀夫監督が出席した。
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『リング』の中田監督のオリジナル脚本による本作。集合団地を舞台に、そこに越してきたヒロイン・明日香が寂しげな少年・ミノルとの交流をきっかけに、不可解な出来事に巻き込まれていくさまを描く。
撮影は1年ほど前に行われたが、前田さんは「あっという間でした」と述懐。本殿でお祓いを受けて、「改めて背筋が伸びる思いです」と公開を控えての心境を明かす。ホラー映画ということで、現場はさぞやおどろおどろしいムードだったのかと思いきや、前田さんは「楽しかったですよ」とニッコリ。「後半の怖いシーンのときも、監督やスタッフさんが空気を作ってくださいました。みなさんオンとオフ(の切り替え)がすごく上手で楽しかったです」とふり返る。
成宮さんも「あっちゃんはDVDを見てて、オレはオレで横でゲームをやってて、監督は踊ってたり(笑)、面白い現場でした。監督は面白いおかしな人」と語り、前田さんも「監督は可愛い、お茶目な方です」と頷く。
中田監督は本作を約20年にわたる監督生活における“集大成”と位置付けているが、「原作のないホラー映画は、(劇場公開)デビュー作の『女優霊』以来。1年近く脚本を練って、前田さん、成宮さんとリハーサルしながら作り上げた」と手応えを口にする。
単なる恐怖だけでなく、現代人の心に巣食う“孤独”をテーマにした本作とあって、最近、孤独を感じたことは? という質問に、成宮さんは「結構、僕ひとりぼっちです」と告白。「予定を前もって立てないので、仕事が終わって車に乗ったところで『あれ? 今日の晩御飯どうしよう?』となることが多い。そこで友達に電話しても、『もう食べちゃった』、『もう少し早かったら』と言われることが多くて、じゃあ牛丼食べて帰るかってなる(笑)。週4くらいでそんな感じです」と明かす。前田さんも「そういうのありますよね」と激しく同意。芸能人が抱える意外な孤独(?)を垣間見せた。
ちなみに本作は日本公開と同日に台湾で上映されることも決定。前田さん、成宮さん、中田監督が現地に赴き舞台挨拶を行なうことも決まった。「あっちゃんは台湾はよく行くの?」という成宮さんの問いに、前田さんは「台湾は…初めてかな?」と思案顔。「AKBの公演は?」という問いに、前田さんが言葉に詰まると、ファンから「(AKBで公演に行ったのは)香港!」と助け舟が出され、前田さんが「台湾は初めてだそうです(笑)」と語る一幕も。
この日はお清めの意味を込めて、前田さんらが観客に向けて大入り袋に入った塩を撒くサービスも行われ、ファンは大喜びだった。
『クロユリ団地』は5月18日(土)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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