【玄里BLOG】園子温監督『初期作品集Before Suicide』
園監督の作品は『うつしみ』から始まって『希望の国』まで観ました。
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なんで『うつしみ』からだったんだろう。FILMeXで昨年上映してた『BAD FILM』は観にいけなかったもの。『東京ガガガ』、観たい!!
『うつしみ』
当時まだ映画監督“志望”だった弟の部屋に「ヤバい人がいる!」とDVDを持って駆け込んで
二人で観て「うおー!!! マイク、マイク映り込んでる!!! すげー!」と興奮してました。型破り。おかまいなし。ほとばしってる。そんな言葉がピッタリ。
『ちゃんと伝える』
http://ameblo.jp/hyunri/entry-10855689196.html
実は意外とこの作品が好きだったりします。奥田瑛二さんも好きですし。家族ものに、弱いんです。
生まれたときに選べなかったものは受け入れるしか無い、
そう気付くまで家族って憎かった。
でも、というかその分、家族いまではすごく大事です。
出て来る野球部の「心構え9カ条」は、改めてノートに書き出したくらい、
http://ameblo.jp/hyunri/theme58-10021876555.html#main
死ぬ程泣きました。
ふり返ると映画は生ものですね。「当時」が強く関わってる気がします。
私が生まれる前からおばあちゃんの台所にこの言葉が飾ってあります
「愛、希望、信じる心。この3つはいつまでも残るがその中でもっとも偉大なのは愛、である」。
私きっと言葉フェチです。世の中に氾濫する言語と言葉の中で一番これが好き。
偶然にも『愛のむきだし』でヨウコのモノローグに使われた部分。
愛とか希望。
笑う人もいるかもしれないけどこの仕事をする上でそして私が生きる上ですごく大事なもの。
願えば叶うんだ、って最近も思うことがありました。
園子温初期作品集Before Suicide DVD-BOX。知らなかったです、出てたの。
教えて貰って「観ます」って言ってその足で渋谷TSUTAYAへ。
やるなあ渋ツタ。しかもレンタル。旧作100円、って映画制作費回収のこと考えると
えげつない。しかしこーいうまさかのレンタルには感謝しちゃう。
どうせ弟に送る用に買うのだけれど。
『俺は園子温だ!』
うつしみで感じた走らずにはいられない疾走感疾走感疾走。愛が無くて爆走したのは去年のいまごろ。
http://ameblo.jp/hyunri/theme3-10032382214.html#main
『桂子ですけど』
365日×生きた年数+派数日=私の時間、
よくやってました。今朝散歩しながら、せっかくだから閏年も入れて計算し直してみた。9664日。たった、9664日。
宗教って。▼イ・チャンドン監督『シークレット・サンシャイン』
人を赦すのは人なのか、神なのか。神が許せば人は許されるのか
たしか『愛のむきだし』と同時期に観ました。この2本には救われました。何かが分かったわけじゃないけどスッキリしたから。
http://blog.cinemacafe.net/hyunri-blog/2012/09/post-10.html
うつしみに題名が似ている『うつせみ』▼キム・ギドク監督『うつせみ』
どちらも『移し身』が語源で同じ意味みたいです。近々早稲田松竹で『サマリア』と『うつせみ』の2本立てがあるらしいです! 行かなくちゃ。
《text:Hyunri》
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