『華麗なるギャツビー』バズ・ラーマン監督、村上春樹の鑑賞に大喜び
レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマンが再びタッグを組んだ3D映画『華麗なるギャツビー』。5月22日(水)、先日のカンヌ国際映画祭でのオープニング上映に続き、オーストラリアにて…
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F・スコット・フィッツジェラルドの小説「The Great Gatsby」を原作とする本作。宮殿のような豪邸に暮らし、毎晩のように豪華絢爛なパーティを繰り広げる謎の男、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。そのあまりにも完璧な彼に、隣人のニック(トビー・マグワイア)は疑念を抱くようになる。やがて、耳を疑ううわさと危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの“華麗なる”仮面をはぎ取っていく…。
5月初旬に行われたN.Y.プレミアでは、米版「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターも出席するなど、ファッション業界からも注目を集めている本作。この日のワールドプレミアは総額2億円をかけて行われたが、先日のカンヌに続いて、またしても大雨! キャリー・マリガン扮するディジーの夫トム・ブキャナンを演じたジョエルは「カンヌもシドニーでも雨で、雨男はオレかな?」と苦笑し会場を沸かせていた。
しかしこんな大雨でも、本作の撮影のほとんどがオーストラリアで行われたこともあり、ファンからの黄色い歓声に加えて「お帰り!」という声援も。ギャツビー・ルックに身を包んだファンたち1,000人が詰めかけ、劇中のギャツビー邸で行われるパーティさながらに女性ファンたちがダンスしたりと、レオ不在ながら会場は豪華&ハイテンションで大きな盛り上がりを見せた。
さらに、トビーがキャリーをエスコートし、親友・レオの代役を見事に務めあげ、一方でラーマン監督は「村上春樹は僕のヒーローなんだ。彼が観てくれたと聞いて非常に嬉しいよ。日本に行ったら会いたいな。この映画は日本では受け入れられると思うんだ。若い子がギャツビー・スタイルで原宿あたりを歩いてくれたら嬉しいな」と願望を語るなど、勢いに乗る『華麗なるギャツビー』一行ならではの凱旋イベントとなった。
『華麗なるギャツビー』は6月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。
《シネマカフェ編集部》
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