【玄里BLOG】「ASTERISK」アステリスク
という名のダンス公演に行ってきました。
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ダンスグループ「DAZZLE」の飯塚さんに誘って頂きました。
各ジャンルのダンサーが集い一つの物語の中で共演、その数延べ100人以上。会場はなんと国際フォーラム!
ただ見せ物的に各パートをバラバラ踊るのではなく
繋がったストーリーの中で、というのが新しいです。
ストリートダンスの躍動感――
コンテンポラリーダンスの芸術性――
“お互いを知らないことが勿体ない。ダンサーが食べられる社会を作る。”
映画界とダンス界は違えども
何かを取っ払って繋げようという動きにものすごく共鳴しました。
名指しで誉めるのも変な話ですが
「DAZZLE」、仲宗根梨乃さん(Britney Spearsのバックダンサーだった&少女時代の振付師!)は勿論、MIKEYさん、岩下朱里さん、タップダンスの富間里美さんが素晴らしかった。あれだけ人数がいるとどうしても目がいく人…っているんですね。華。
大切な発見は
日本にもこんなに表現力豊かなダンサーたちがたくさん、いるんだということ。
そしてタップダンスって、すごい。音も踊りも一つに完結している、その中にある、それだけでいい、全部ある。なんだかほら 卵みたい。
ダンス映画で最近見たのは
▽ベス・カーグマン監督『ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!』
幼少~青春時代をバレエに捧げる子供達とその親たちを追ったドキュメンタリー。ユースグランプリの座は一つ。トップになれるのは一人、プロになれるのは一握り。才能はあるのに肌の色が違う、お金はあるのにもう一歩進める天性のものが無い、情熱はあるけど生活が苦しい、姉には才能があるのに弟は無い、親に熱意はあるのに子供にはない。えげつない話ですが踊る肉体の美しさに夢中で観てしまった二時間。
▽ヴィム・ベンダース『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
ドイツの伝説的舞踏家、ピナ・バウシュ。「どうして私を怖がるの?」というピナの言葉が印象的でした。敬愛してやまないアクティングコーチ、ステラ・アドラーの言葉と一緒だったから。ときに人は偉大過ぎる存在の前で自分の小ささに卑屈になるのです。
▽ダーレン・アロノフスキー監督『ブラックスワン』
言わずと知れたナタリーポートマン主演のバレエ映画。連想するのは競争社会。現代を生きる誰が経験してもおかしくない、精神の崩壊。
▽スコット・スピアー監督『STEP UP4』
かるーい映画だと思って気軽にみたら、新しいダンスのジャンルがこれでもか! と盛り込まれていました。気分も気候も夏全開の映画。期待以上。それって映画を観て嬉しくなる要素の一つ。
ダンスは観るのも踊るのも大好き!
関節が、ほどけてバラバラになってしまえと思うあの感覚が、好き。
《text:Hyunri》
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