『ローン・レンジャー』ヘレナ・ボナム=カーターが語る 「赤」が彩る謎の女の魅力とは?
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ、製作のジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー監督が再タッグを組んだ話題作『ローン・レンジャー』。
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少年時代の事件が原因で復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願のため、瀕死の男・ジョンを蘇らせる。ジョンは法に基づく正義を求め、復讐のためには手段を選ばないトントと対立する。しかし、愛する者を奪われたとき、彼はマスクを着けた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。
本作でヘレナが演じたのは、義足に銃を仕込んだレッド・ハリントン。解禁されたビジュアルには、トント、ローン・レンジャーと机を挟んで向き合う姿が写し出されているが、2人との関係や義足に仕込んだ銃がどんなものなのかなどは、謎のまま。 “レッド”の名の通り、“赤”を基調にした衣装と燃えるような赤毛が印象的だ。
アカデミー賞で2度のノミネート経験を持ち、『レ・ミゼラブル』のマダム・テナルディエ、『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジ、『英国王のスピーチ』のエリザベス王妃など、多彩な役を演じてきたヘレナ。
今回、このレッドという役を引き受けた理由については、「義足をつけた南部の女主人のオファーなんて、これまで一度も受けたことがなかったから」と話し、やはりインパクトのある役柄に惹かれた様子。
「エキゾティックで、しかも可動式の娯楽施設の経営者よ。ビジネス相手のほとんどが鉄道建設の労働者だから、彼女の店も延びていく鉄道についていくの。パワフルで率直に話をする現実主義者よ」と、レッドの魅力を語っている。
主演のジョニー・デップは、私生活のパートナーであるティム・バートン監督の盟友。これまでにも『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』、『アリス・イン・ワンダーランド』など5作品で共演しており、ジョニーとの仕事であることも理由の一つになっているはずだ。個性的な役柄を演じ続けてきたヘレナが、今回は一体どんな魅力を放つ女性像を見せてくるれるのか、ぜひ注目してほしい。
『ローン・レンジャー』は8月2日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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