新スーパーマンがついにそのベールを脱いだ!熱狂の『マン・オブ・スティール』ワールド・プレミア
すでに続編も発表された『マン・オブ・スティール』のワールド・プレミアが6月10日(現地時間)、スーパーマン縁の地、ニューヨークのリンカーン・センターで行われ、“新スーパーマン”の物語が観客に初披露された。
最新ニュース
レポート
-
『トンイ』女優ハン・ヒョジュ、ミラノで自由を満喫!飾り気のない姿に“ほっこり”【PHOTO】
-
『マン・オブ・スティール』、同じ監督と脚本家を迎えて早くも続編の製作が始動
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

映画『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランが製作を務め、『ウォッチメン』のザック・スナイダーがメガホンを取った夢のタッグで描く本作。これまで語られなかったスーパーマン誕生のリアリティーあふれる重厚な人間ドラマと最先端の技術を駆使した美しい映像に期待が集まっており、初お披露目となるこの日は、あいにくの雨にも関わらず、70台のTVカメラと150台のスチールカメラを含め、世界中から220媒体の報道陣が詰めかけた。
そして午後7時ごろ、“スーパーマン”こと主人公クラーク・ケント役のヘンリー・カビルを始め、彼の2人の“父”ケヴィン・コスナーとラッセル・クロウ、さらにエイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・シャノンに加え、ザック・スナイダー監督がレッドカーペットに登場すると、観客のヴォルテージも最高潮に達した。
マスコミからの質問に応じたヘンリーは、本作の日本での成功について「ぜひ成功してほしいし、そのつもりでいるよ」と自信たっぷり。さらに世界遺産の富士山について、スーパーマンなら“飛ぶ”と“歩く”、どちらの方法で富士山を登るか? と不思議な質問が飛ぶと、「誰かを助けに行くんじゃなかったら、多分一歩一歩を楽しむために歩くと思う。でも、誰かを助けに行くときだったら、一刻でも早く行くために飛ぶと思うよ(笑)」とさすがの回答。誰もが知るヒーローらしい答えで、まさにスーパーマンを思わせた。
またそのスーパーマンの地球における父親を演じたケヴィンは、「日本は大好きだよ。日本は僕のキャリアを支えてくれた」と日本のファンの感謝のメッセージを送ると同時に「美しい名作になると思うよ」とアピールも忘れない。
劇中で主人公・クラークが務めることとなる「デイリー・プラネット」社の編集長を演じたローレンスは、「ぜひやりたかった役なのでとても嬉しいよ。CBSニュースのエド・ブラッドリーという素晴らしいジャーナリストからこの役のインスピレーションを得たんだ」と役作りの一面を明かしてくれた。
「日本のみなさんには、ぜひスーパーマンの心とパワーを見てもらいたい」というスナイダー監督も、映画を完成させた気持ちを「大満足している」と語るなど、どのキャストもそれぞれに本作についての絶対的な自信の程を覗かせる頼もしいプレミアとなった。
『マン・オブ・スティール』は8月30日(金)新宿ピカデリーほか全国にて3D/2D同時公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/