阿部サダヲ、菅野美穂からのロングボードのプレゼントに驚きと喜びで呆然！

映画『奇跡のリンゴ』のヒットを記念して6月16日（日）、都内劇場で主演の阿部サダヲ、菅野美穂が舞台挨拶に登壇。2人の娘役を演じた3人の子役も登場し、阿部さんに“父の日”のプレゼントを送り、さらに菅野さんからもサプライズのプレゼントが渡された。

青森で無農薬のリンゴの栽培に人生をかけた農家・木村秋則さんの実話を映画化した本作。先週の公開から8日間で観客動員数31万人を突破したほか、アンケートでは満足度96％という高い数字を誇っている。

阿部さんは前日に渋谷の劇場で本作を鑑賞したそうで、映画を観た一般のファンから「阿部さん、旬ですよ！」と声をかけられたという。菅野さんも「母から『観ましたよ』とメールをもらった」とのことで、自身も「レディースデーに1,000円で観ちゃいました（笑）」と笑顔で明かした。

“父の日”について、阿部さんは「最近、立て続けに3回くらい『遠近両用メガネがほしい』とメールが来て検討中です」と父親へのプレゼントを画策しているよう。一方、菅野さんは、かつて父の日に「後楽園に連れて行ってもらった」と思い出を明かすが、「後楽園というから遊園地を思い浮かべたら、競馬場だった…」と苦笑交じりに述懐。これに阿部さんも「オレもそれあります！　『馬の運動会に行くぞ！』って言われました」と同じ思い出を明かし、菅野さんも「近いものを感じますね」と頷いていた。

この日は阿部さんと菅野さんの娘の三姉妹を演じた畠山紬（つむぎ）ちゃん、渡邊空美（そらみ）ちゃん、小泉颯野（その）ちゃんが、阿部さんには事前に知らせないままサプライズで登場。3人で阿部さんの似顔絵を描いたうちわをプレゼントし、「サダヲお父さんへ」と題した手紙を朗読。「100歳になるまで役者を続けてください」とエールを送った。

また菅野さんは、阿部さんがよく訪れるという新宿近辺のマッサージ屋のチケットをプレゼント。さらに舞台袖にいったん、下がると真っ赤なリンゴ色のロングボードを抱えて再登場！　撮影中は「あまり目を合わさず、会話もなかった」（菅野さん）という2人だが、その後のプロモーション活動で話をする機会が多かったようで、阿部さんの趣味がサーフィンだと知った菅野さんの計らいで、ロングボードが贈られることになったという。

このあまりに突然の巨大なプレゼントに阿部さんは「えー？　ちょっと引いてるわ（笑）。急に汗かいちゃった」と呆然としつつも、「父の日っていいですね」と満面の笑み。立て続けに映画が公開されるなど忙しい日が続くが、菅野さんから「ハワイとか行ってください！」と愛情あふれる言葉を掛けられ嬉しそうに頷いていた。

『奇跡のリンゴ』は全国東宝系にて公開中。