スティーブン・スピルバーグ、ハリウッッドのメルトダウンの危険性を警告
スティーブン・スピルバーグがハリウッドはいずれ「メルトダウンを起こす」として大作偏重の傾向に警鐘を鳴らしている…
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続けて「それによってまた映画界でパラダイムシフトが起きるだろうね」「いまのハリウッドは、見落としてしまいがちな本当に興味深くてフィルムメーカーの特性が色濃く出るような作品を数多く作るよりも、スタジオ側が大成功を目指して1作品に2億5000万ドル(約237億円)もの製作費をかけるような時代なのさ」と語った。
そんなハリウッドの先駆者として警告を発するスピルバーグはさらに、主演のダニエル・デイルイスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した最新作の『リンカーン』ですら、映画館ではなくケーブルテレビ局のHBOでそのままテレビ映画として放送される「可能性が高かった」とも明かしている。
また、ルーカスは高騰するチケット代金によって、映画はテレビやネットでのオンデマンド放送が主流になり、映画館での鑑賞は一部の作品に限られた贅沢なものになるとも予測している。「興行館は少なくなると同時に巨大化していき、チケット代金も将来的には50ドル(約4700円)、100ドル(約9400円)、いや150ドル(約1万4100円)になるだろうね」。
(C) Getty Images
《シネマカフェ編集部》
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