浦沢直樹が「僕に火をつけた」と熱弁!大友克洋ゆかりの3人が語る『SHORT PEACE』
『AKIRA』の大友克洋監督を筆頭に、日本アニメーション界のトップクリエイターが集結したオムニバス映画『SHORT PEACE』。
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大友監督の最新作『火要鎮』、森田修平監督の『九十九』、石井克人&貞本義行が参加した『GAMBO』、カトキハジメの初監督作『武器よさらば』の4つのショートストーリーで構成された本作。“日本”をテーマに、クリエイターたちが独自の世界観と最先端の映像表現で多彩な物語を描いている。
大友監督の初短編集「ショート・ピース」を、影響を受けた作品の一つとして挙げる浦沢さんは、“大友遺伝子”を受け継ぐひとり。「1979年、大友さんの『ショートピース』という単行本は僕に火をつけた。2013年、『SHORT PEACE』という映画が世界中に火をつける。まさに『火要鎮』ですね」と、大友監督作品のタイトルに掛けてコメントを寄せている。
「これは“大友一家の殴り込み”だな。アニメ界への、そして世界への」と本作の衝撃を語るのは、「機動戦士ガンダム」シリーズのキャラクターデザイン・作画監督の安彦さん。実は初監督作品に大友監督がゲスト・キャラクターを提供しており、昔から2人の繋がりは深い。
『おおかみこどもの雨と雪』、『サマーウォーズ』の細田監督は、「豪華絢爛な挑戦の数々に圧倒され、瞬きする暇もありません。大友克洋監督に、改めて深い敬意を抱きます」とコメント。今年2月の毎日映画コンクールで『火要鎮』が「大藤信郎賞」を受賞した際には、授賞式で「いままでのアニメーションでなかったことを実現させた」と熱弁し、大友監督も「次世代を引っ張っていく人」と讃えるなど才能を認め合う仲だ。
代表作「MONSTER」が、今夏公開されるSFアクション大作『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督によってTVドラマ化されるなど、海外でも絶大な人気を誇る浦沢さん、日本のアニメーション界で一時代を築いた安彦さん、監督作が次々と国内外で高い評価を受け、いまや世界中の期待と注目を集める細田監督。日本が世界に誇る“同業者”たちが手放しで称賛する映像世界の魅力を、スクリーンで体感してみてほしい。
『SHORT PEACE』は7月20日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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