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【予告編】オドレイ・トトゥ、ボリス・ヴィアンの小説を生きる…『ムード・インディゴ』

フランスの小説家であり、作詞家・ジャズトランペット奏者・歌手など幅広く活躍しながらも、1959年に39歳の若さで他界したボリス・ヴィアンの恋愛小説の最高峰「うたかたの日々」。

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『ムード・インディゴ~うたかの日々~』 -(C) Brio Films - Studiocanal - France 2 Cinema All rights reserved
『ムード・インディゴ~うたかの日々~』 -(C) Brio Films - Studiocanal - France 2 Cinema All rights reserved 全 2 枚
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フランスの小説家であり、作詞家・ジャズトランペット奏者・歌手など幅広く活躍しながらも、1959年に39歳の若さで他界したボリス・ヴィアンの恋愛小説の最高峰「うたかたの日々」。

この“永遠の恋愛小説”を、『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞「脚本賞」を受賞したミシェル・ゴンドリー監督が、『アメリ』のフランス人女優オドレイ・トトゥとロマン・デュリスを迎えて贈る映画『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』の最新ビジュアルと予告編が解禁となった。

本作の原作の著者であるボリスは、その才能によってドラマチックな人生を全力で駆け抜け、39歳の若さで人生を終えた天才。そして、1946年に発表された代表作「うたかたの日々」は、“永遠の恋愛小説”として若者に熱狂的な支持を受け、フランスでは400万部を超える大ミリオン・セラーになり、現在も読み継がれている。また、日本では岡崎京子が漫画化、2011年には新訳が出版された。

映画タイトルにある“ムード・インディゴ”とは、本作の監督ミシェル・ゴンドリーが、ボリスが愛してやまなかったジャズ作曲家、デューク・エリントンの楽曲「ムード・インディゴ」から取り、英題として名づけたもの。この楽曲は「恋人がいなくなってから、心はいつも藍色(インディゴ)に染まっている」という内容を表した曲で、ゴンドリー監督は原作の「うたかたの日々」とリンクしたこのタイトルを、映画のタイトルに落とし込んだという。

さらにデューク・エリントンの名曲「クロエ」や「A列車で行こう」なども使われており、ゴンドリー監督の原作に対するこだわりと深い愛情、敬意が込められている。物語は、働かずに暮らせるほどの財産をもち、自由に生きていた青年・コランは、無垢な魂を持つ女性・クロエと恋に落ちる。盛大な結婚式を挙げ、幸せな日々を送っていた2人だが、クロエが肺の中に睡蓮が芽吹くという不思議な病に侵されてしまう。高額な治療費のために働き始めたコランの人生は次第に狂い始め、クロエも日に日に衰弱していく…。

今回公開されたビジュアルと予告編では、淡くインディゴに染まる水中で主人公のコランとクロエが手に手をとって笑い合っている夢か現か分からないイメージが反映されている。

コラン役の『真夜中のピアニスト』('05)のロマン・デュリス、クロエ役の『アメリ』('01)のオドレイ・トトゥも見事なハマり役で、この切なさを秘めた、宝石のような映画の世界を作り上げている。そのほかのキャストには、『最強のふたり』のオマール・シー、『ミッドナイト・イン・パリ』のガッド・エルマレが脇を固めている。

『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』は10月5日(土)より新宿バルト9、シネマライズほかでロードショー。

《シネマカフェ編集部》

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