映画『おしん』主題歌は日台コラボ曲! flumpool&Maydayが歌う
今年10月1日にデビュー5周年を迎える「flumpool」と、中華圏を中心としたアジア全域で絶大な人気を誇るスーパーバンド「Mayday」の初コラボ楽曲となる「Belief ~春を待つ君へ~」(発売日未定)が、10月12日(土)に公開される映画『おしん』…
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“生きる”という人間の根幹にある強いテーマを描き、日本だけにとどまらず、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール、エジプト、イランなど世界68か国の国と地域で人々の共感を呼んだ、NHK連続テレビ小説「おしん」の映画化となる本作。
今回、主題歌に決定した「Belief ~春を待つ君へ~」は、「flumpool」と「Mayday」の両バンドが生み出すグルーヴィーなサウンドで奏でるバラード・ソングに仕上がっている。
「flumpool」の海外初パフォーマンスとなった2011年10月の「SUPER SLIPPA PART2」(台湾)で共演をきっかけに、親交が始まったというこの2組のバンド。訪台時には「Mayday」が、「flumpool」を中国語名“凡人譜”と命名。この名前には「どこにでもいる普通の人の夢と生命を、音楽につづって欲しい」という思いが込められてのものなのだとか。
今回のコラボについて、「flumpool」の山村隆太(Vo・Gt)は「大変光栄に感じています。僕たちにとって夢のような話でした」と喜びを隠せない様子。
さらに本作については、「このお話を頂き、楽曲を制作するにあたって、まず台本を読ませてもらったのですが、家族を大切にすること、故郷を大切にすること、そして自分自身のために一生懸命生きていく精神に大きな感銘を受け、その全てがこの楽曲に繋がったと思っています」とコメントを寄せている。
そして、「Mayday」の阿信(Vo)は初の日本語歌詞で歌うことについて「この曲は、歌詞がとても美しく、映画とも共通する、困難に遭遇したときに立ち向かっていく気持ちや姿勢などを教えてくれると思います。僕自身、楽曲の日本語を勉強して、意味を理解したときに心から感動しました」と楽曲に込めた想いを明かしてくれた。
また「実は、『おしん』は、中国語では『阿信』と表記されます。僕の名前も阿信。こんな共通点もとても嬉しいです」というエピソードも披露。すっかり『おしん』の世界に入り込んで歌った様子。なお、この楽曲をきっかけに、「Mayday」は日本で本格的にデビューが決定。初の日本オリジナル版ベスト・アルバムを今秋リリースする予定だ。
今回の映画版『おしん』は、少女時代に焦点を当て、いまだに日本の原風景が残る山形県の厳しくも雄大な自然の中で、数々の困難にぶつかりながらも、家族を思い、ひたむきに、愛らしくおしんが成長していく姿が描かれている。天才子役・濱田ここねと母親役の上戸彩の共演も楽しみな作品だ。
果たして、30年前の「おしん」ブーム再燃となるのだろうか。
『おしん』は10月12日(土)より日本・台湾同時公開。
《シネマカフェ編集部》
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