【特別映像】『オズはじまりの戦い』はディズニー映画のエッセンス満載…デザイナーが説明

米ディズニーが最先端の技術を駆使して製作された大ヒット映画『オズはじまりの戦い』のDVD＆ブルーレイが8月2日に発売される。プロダクション・デザイナーのロバート・ストロンバーグが本作を解説する、特別映像が到着した。

ロバートは、本作が実写映画でありながら、『白雪姫』（'37）、『シンデレラ』（'50）、『ふしぎの国のアリス』（'51）などのクラシックなディズニーアニメ映画の伝統を踏襲していると明かす。

ここに紹介されるディズニー映画---『ピノキオ』（'40）、『バンビ』、（'42）---など映像もさることながら、そのディズニー映画ならではのクラシックなデサインのデイストが、実写版の『オズはじまりの戦い』に生かされていることがわかる内容になっている。

クリエイターのロバートは「敬意をこめて、オズの国の景観を誰もが知っているイメージにした」と語っている。またそれだけでなく『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』を見直してその雰囲気を取り込もうとしたとコメント。

いわば『オズはじまりの戦い』は今日の最先端の視覚効果によって、クラシック作品の要素をかねそなえつつ、今まで以上に美しい映像を作り出すという試みにチャレンジした作品なのだ。これを機会に今から半世紀以上も前に製作されたディズニーのクラシック作品に触れてみるのもよいかもしれない。

ロバート・ストロンバーグはプロダクション・デザインナーを務めた『アバター』（'09）、『アリス・イン・ワンダーランド』（'10）で、2度のアカデミー賞美術賞に輝いた。『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』（'07）、『ハンガー・ゲーム』（'12）などに参画している。ディズニー作品『Maleficent』（'14）で映画監督デビューを飾る。

『オズはじまりの戦い』は8月2日（金）よりブルーレイ／DVD／オンデマンドで新登場。