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東京国際映画祭“ミューズ”に栗山千明 クロージングに三谷幸喜『清須会議』

第26回東京国際映画祭の開催に先駆け7月30日、記者会見が行なわれ、オープニング作品、クロージング作品、そしてフェスティバル・ミューズとして栗山千明の就任が発表された。映画祭は10月17日に開幕する。

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栗山千明/第26回東京国際映画祭“フェスティバル・ミューズ”
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第26回東京国際映画祭の開催に先駆け、7月30日(金)に記者会見が行なわれ、オープニング作品、クロージング作品、そしてフェスティバル・ミューズとして栗山千明の就任が発表された。

オープニングを飾るのは『キャプテン・フィリップス』。主演のトム・ハンクスは本映画祭に合わせ、4年ぶりの来日を予定する。2009年に起きたソマリア海域人質事件を基に、マット・デイモン主演作『ボーン』シリーズ、『ユナイテッド93』のポール・グリーングラス監督が描く感動作だ。

クロージング作品は、原作と脚本と監督を三谷幸喜が務めた最新作『清須会議』。日本史上初めて「会議で歴史が動いた」と言われる“清須会議”をテーマにした群像劇。総勢26名の豪華キャストを迎えた、新しい歴史エンタテインメント作品。クロージング作品に日本映画が登場するのは市川崑監督『犬神家の一族』以来7年ぶりだ。

会見で椎名保ディレクター・ジェネラル(DG)は、26回を迎える東京国際映画祭について「先人が築き上げてきた良い面を継承していく」と挨拶。「本年度は、日本未公開の海外作品、また話題の海外作品を日本の映画ファンに観ていただく。また、アジアを含む日本のコンテンツを世界に発信していきたい。アニメコンテンツを『作品重視』のテーマにし、アニメ日本の文化を海外に向けて発信していく。来年度以降はアニメのセクションを持てるようにも検討する」とコメントした。

そして、昨年は前田敦子がアンバサダーとして映画祭を見つめたが、今年は“フェスティバル・ミューズ”として栗山さんの就任が発表された。椎名DGは栗山さんの起用について、「若い人にとって、映画祭を身近なものに感じてもらうきっかけ作りをしたい。そのために20代の女優に映画の魅力を語ってもらいたいと思った」と説明する。椎名DGは15年前に、栗山さんのデビュー作『死国』を製作スタッフとして手がけている。

栗山さんは、撮影のため記者会見に出席しなかったが、次のメッセージを送った。「映画は観るのも大好きですが、私は役者という立場で日々、物づくりをチームで一丸となる映画というエンターテイメントの楽しさを感じているので、この日本と世界を繋ぐ素敵な映画祭のお手伝いができることを、とても光栄に思います」。

近年取り組んできた“エコ”をテーマにしたグリーンカーペットや、震災の後の募金についても本年度引き続き行なうという予定だ。

第26回東京国際映画祭は10月17日(土)より開幕。

《シネマカフェ編集部》

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