井上真央、劇中で高橋克実に「ハゲ」連呼で「スッキリした」
映画『謝罪の王様』主演の阿部サダヲを始め、井上真央、竹野内豊、岡田将生、高橋克実、脚本の宮藤官九郎、水田伸生監督ら総勢11名が8月12日(月)、映画の完成を…
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『舞妓Haaaan!!!』『泣くもんか』で独特の笑いとユーモアで見る者を魅了してきた阿部サダヲ×宮藤官九郎×水田伸生によるチームの最新作。謝罪によって相手の怒りを鎮めることを生業とする“謝罪師”の男が、クセのある依頼人の要望でヤクザから国家まで様々な相手に謝るさまをコミカルに描き出す。
会見場の長机の上にはおびただしい数のマイクが並び、通常の映画の完成報告会見とはひと味違った物々しい空気が漂う。しかも、定刻になっても会見が始まらず、司会者が慌てて場を繋ぐ有り様…。しばらくしてようやく登壇陣が姿を現すも、一同は暗い表情でうつむいたまま。阿部さんが全員を代表して「遅刻しまして申し訳ございません」とこの日、一発目の謝罪を口にし全員が深々と頭を下げ、一斉にカメラ席からフラッシュが焚かれた。
気を取り直して一同着席し会見がスタートしたが阿部さんは、冒頭の謝罪コントで会場が大爆笑にまで至らなかったことについて「スタッフからはもう少し盛り上がるって聞いてたんですが…」と不満顔。井上さんも「なんかすいません(笑)。やれと言われたとおりにやっているだけなんですが…」と微妙な表情で漏らした。
改めて、過去の自らの所業で謝りたいこと、謝ってほしいことをお題として与えられると井上さんは「阿部さんの舞台を見に行ったんですが、(終演後に)楽屋に行って『疲れた』『いま見るべき舞台じゃなかった』など散々言って帰ったことを謝りたい」と反省。にわかには信じがたい暴言(?)の告白だが、水田監督も井上さんのこの発言を「現場でも『見に行くんじゃなかった』と言ってました(笑)」と証言する。
井上さんは劇中、帰国子女ゆえに他人に簡単に相手に謝らず、ストレートな物言いがさらに相手の怒りに油を注ぐという女性を演じ、新境地とも言うべきコミカルな一面を見せている。こうした役柄について楽しんだ点を尋ねると「Sっ気のある役で岡田くんの足を踏んだり、阿部さんを後ろから蹴ったりして楽しかったです。克実さんに『ハゲハゲ』言うところは戸惑いはありましたがちょっとスッキリしました」とここでも役柄そのままのストレートな発言! 慌てて「スッキリした」を訂正し「楽しかったです(苦笑)!」と言い繕ったが会場は笑いに包まれた。
最後に阿部さんは「今年の方がNo.1を獲りに行きます!」と力強く宣言するも、すぐに「生意気言ってすみません」と謝罪しペコリ。このやりとりに関しても「(スタッフから)これももう少し笑いが来るって聞いてたんだけど…」と納得がいかない様子で首をかしげていた。
会見にはほかに松雪泰子、濱田岳、荒川良々、松本利夫(EXILE)も出席した。
『謝罪の王様』は9月28日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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