【特報映像】“宇宙飛行士”ジョージ・クルーニー絶望の底へ…映画『ゼロ・グラビティ』
無限に広がる過酷な宇宙。人類最後のフロンティアを舞台に、想像を絶する極限的状況をサンドラ・ブロック&ジョージ・クルーニーの主演で描き出す、SF大作『ゼロ・グラビティ』。
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このほど、第70回ヴェネチア国際映画祭「オープニング作品」として世界初上映が決定し、これを受けて本作の特報映像、人類未体験の瞬間を捉えたポスター・ビジュアル第1弾も解禁となった。
舞台は、地表から600km上空。突如、誰もが予想しなかった事故が発生。スペースシャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の2人は、無重力空間“ゼロ・グラビティ”に放り出されてしまう…。
今回届いた映像では、主人公たちが突如見舞われた壮絶な体験を、わずか1分半の映像の中に凝縮。最新のデジタル技術を駆使した圧巻の映像美は、開始15秒で観るもの心を奪う。しかし一転、突発事故のシーンでは、まさに前後不覚のパニック体験が待ち受けている。漆黒の宇宙で2人を繋ぐのは、たった1本のロープのみ。残った酸素はわずか2時間。地球との交信手段も断たれた絶望的状況下で、ラストにつぶやくセリフに心が締め付けられるはずだ。
この壮絶なストーリー、関係者によると完全な創作ではないとのこと。これまでの宇宙探査の歴史上で、宇宙空間で起こった唯一の死亡事故と言われるのが、1971年6月30日のロシア船「ソユーズ11号」の事故だ。
乗組員3名は、宇宙ステーション「サリュート1号」に3週間滞在して、分離した後、逆噴射を行って再突入に備えてモジュールを分離した際に、彼らの乗った宇宙船の換気用の弁が開くという不慮の事態が発生。空気が宇宙空間に漏れた。カプセル自体は通常通り再突入し、着地したが、回収チームがカプセルを開いたときには彼らは窒息死していたといものだ。
これは専門的な意味で「宇宙空間」(高度100km以上)で起こった唯一の事故。本作『ゼロ・グラビティ』が描き出すのは、帰還すべき船も大破し、無重力空間に放り出され、成すすべもない極限の状況下、致死率ほぼ100%と言っても過言ではない主人公2人が辿る運命をリアリティたっぷりに描いがいている。
世界初上映となるヴェネチア国際映画祭では、どんな反応で迎えられるのか? サンドラとジョージの熱演にも注目だ。
『ゼロ・グラビティ』は、12月13日(金)より全国にて3D/2Dで同時公開。
《text:cinemacafe.net》
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