ジブリ高畑勲『かぐや姫の物語』11月公開 「凄いインパクト…」と予告編が話題に
観客動員数が500万人を突破し、大ヒット中の宮崎駿監督作『風立ちぬ』と当初同時公開が予定されていた、高畑勲監督の14年ぶりの最新作『かぐや姫の物語』。
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「作品のクオリティーをより高めるため」と公開が延期されていた本作。日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された、ひとりの少女・かぐや姫の物語をスタジオジブリが描くとあって、以前から『風立ちぬ』と並び大きな注目を集めていた。
描かれるのは、かぐや姫は数ある星の中から、なぜ地球を選んだのか? この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか? 彼女が犯した“罪と罰”を独特のタッチで描き上げた渾身の1作だ。
さらに、今回主題歌を務めるのは、広島県在住のアーティストにして現役・僧侶という異色の肩書きを持つ二階堂和美。以前よりその印象的な歌声に注目していたという高畑監督が、直々に主題歌の制作を依頼したのだとか。
すでに『風立ちぬ』を劇場で鑑賞した人々は、本編上映前に“かぐや姫”と思しき女性が必至の形相で走る本作の予告編を目にしたはず。これまでおしとやかなイメージであった“かぐや姫”が着物を振りほどき、坂を転げ落ち、何かから必至に逃げる姿がそこにはあったはずだ。彼女が犯した“罪と罰”…その一端が垣間見えるような映像となっている。
この予告編にツイッター上では、「かぐや姫が全力疾走!」「凄いインパクト…」「傑作臭の漂うヤバい期待を抱かせる」「けっこうぶっ飛んでいる感じだった」「凄かった。ジブリはユーリ・ノルシュテイン(※切り絵を用いるロシアの短編アニメーション映像作家)でも雇ったのだろうか」とタイトルからは予測できないインパクトに驚きの声が多数上がっているようだ。
『かぐや姫の物語』は11月23日(土・祝)より公開。
《シネマカフェ編集部》
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